STARHOTELSは純イタリアのホテルグループ:ミラノ「スターホテルズ エコー」に宿泊




国内29ホテル、パリ、ロンドン、NYにも

STARHOTELS(www.starhotels.com)。名前で損をしている気がします。

1980年代にファブリ家がフィレンツェで創業した純イタリア・ホテルチェーンで、公式サイトにも「独立したホテルグループ」と書かれていて、つまり世界的なホテルグループに属していません。

わざわざ「独立したグループ」と言及しているだけあって、イタリアらしさにこだわっているようですが、私などもこのホテルがイタリア資本であることを知ったのは最近ですし、名前がちょっと安直すぎて、ホテル選びの際に検索条件に引っかかってもつい敬遠していました。

  • ホテル名:STARHOTELS Echo
  • 場所:ミラノ中央駅の脇(Google mapで
  • 宿泊時期:2018年5月
  • 料金:20200円(朝食付き)

2018年4月、ミラノ「Starhotels Echo」宿泊。初めての「STARHOTELS」滞在だったのですが、実際はとてもいいホテルでびっくりしました。名前にイタリア語を入れるとか、英語でもせめてもう少し気の利いた名前だったらもっと早くに試していたのに、、と思ったほどです。

 

ミラノ中央駅至近「Starhotels Echo」

鉄道駅周辺の環境があまり良くないイタリア。ミラノ中央駅周辺もいい環境とは言えませんが、ナポリ駅やローマ・テルミニ駅周辺よりはマシで、駅構内は近年「エキナカ」も充実してきています。

市内中心部(ドゥオモ周辺) と中央駅周辺のどちらに宿をとるかは悩ましいところですが、イタリアの他都市を含む周遊旅行の場合、なんだかんだ中央駅周辺のホテルのほうが便利だと思います。

空港から、あるいは鉄道でミラノ中央駅に到着して、すぐホテルにチェックインできるのはやっぱり楽です。

チェックアウト後も荷物を預けてから午後めいっぱいミラノを観光、夕方ホテルに戻って荷物をピックアップして、すぐに鉄道で移動、とスムーズ。

↑↑この写真は、「Starhotels Echo」の入口から撮ったものですが、すぐ正面にミラノ中央駅が見えます。スーツケースを引っ張っても歩ける距離です。

位置的にはミラノ中央駅の脇。

線路を背中に、中央駅の左方向の出口を出ると「STARHOTELS」の看板が見えます(↓写真↓)。夜間到着の場合でも、ほぼタクシー乗り場をつっきるだけなので、安全面も問題ないと思います。

 

イタリアンモダンリビング

外観こそ平凡ですが、エントランスの作りや、入口付近の中庭から、もうモダン。

ロビーは広く、奥はダイニングになっています。

大きいホテルでは大抵、レセプションに男性も女性もいて、中に1人ぐらい責任者風のベテランがいたりしますが、ここでは、若い女性2人が担当していました。

とても感じがよかったのですが、リクエストしていたシングルベッド2つの部屋ではなく、ダブルベッドの部屋を案内されてしまいました。でも、荷物を部屋まで運んでくれたポーターがすぐに連絡して、5分も待たずに、リクエスト通りの部屋へと変更してくれました。

チェックイン時に、こちらがもう一度確認しておけば良かっただけのことで、こういうことは時々あるので仕方がないのですが、その後の対応が悪かったり待たされたりすると印象が悪くなるものです。その点、迅速な対応をしてくれたのでかえって印象がアップしました。

 

客室もモダン、随所にイタリアらしさ

ヨーロッパらしい、歴史を感じさせる建物やクラシックな内装のホテルもいいですが、老朽化・非機能的と紙一重のように思います。よく言えば「味のある」、悪くいえば「古びた」感じになりがちです。

中途半端にクラシックな客室より、これぐらいモダンな客室のほうが、結局は快適な気がします。

モダンですがシンプルなわけではありません。余計なものを排除して機能性にこだわった、というのでもないです。

デザインやインテリアの専門的なことはまったく知りませんが生意気を言うと、イタリアのデザインは「シンプル・イズ・ベスト」でもなくて、「機能性すなわち美」でもなくて、多少の機能性を犠牲にしても美しさを追求するものが多いように思います。筒型の照明(↑写真)とか、クローゼットの取っ手と同じものを椅子の背もたれの裏にも付けたりとか(↑写真)、特に実用性はないのですが、かっこいいんですよねぇ。。

浴槽付きの部屋は予約時にリクエストしておき、チェックイン時にも念を押して確認しました。シャワーブースと浴槽が別々のタイプではありません。

 

朝食はあの EATALY がプロデュース

EATALYは、イタリア全土から集めた高品質で安全な食材を扱い、フードコートも備えた大型スーパー。

日本にある、いわゆる高級スーパーマーケットと違うのは、本物の高品質イタリア食材を扱うだけでなく、イタリアの食文化を守り、発信していこうとしている点(2017年には、ボローニャ郊外に、農場・工場・牧場と一体となった食のテーマパーク「FICO」をオープンさせ「発信」により力を入れている)。

2007年トリノ発ですが、次々に各都市にオープンし、今やすっかり人気が定着した感があります。フードコートはいつも込んでいます。土産もの探しにも最適。

ミラノ「STARHOTELS Echo」では、レストランの一部メニューが「EATALY」プロデュースになっているようです。

そして、朝食も「EATALY」監修。

ミニクロワッサンは4種類。プレーン、ハチミツ、アプリコットジャム、そして全粒粉で作ったもの(写真左上)があるのが、EATALYらしい部分かも。

グルテンフリーの、ココナッツケーキ、ブラウニー、フォッカッチャ。

食の安全にこだわる「EATALY」らしく、全体的に健康的な感じがします。

朝食会場でもあるレストランエリアは、木を使った照明や棚、壁一面の農園の写真など、ナチュラルな雰囲気。

個人的には、イタリアでも代表的な朝食メニューなのに適当に作られていることが多いクロワッサンが、種類も多く、サクッとして新鮮だったのが嬉しい点でした(イタリアで、このサクッとしたクロワッサンにありつくのは結構むずかしいんです)。

 

イタリアチェーンは「UNA Hotel」も

イタリアで宿泊するなら、せっかくなので、シェラトンなどのアメリカ系チェーンではなく、イタリア系のホテルを選びたいと思っています。

これまで、よく使っていたのは「UNA ホテル」。ミラノ中央駅にもあります。

これからは、「STARHOTELS」も自分の選択肢の一つになっていきそうです。

(おわり)