ホテル併設レストランのメリット種々。ミラノ「Principe di Savoia」内「Acanto」

以前、ミラノの「Principe di Savoia」に宿泊する機会があったとき、ホテルがとても快適だったので外に出たくなくなり、併設のレストラン「Acanto」で夕食をとりました。

イタリアで、ホテル併設のレストランとういものに全く行ったことがなかったのですが、いいホテルに滞在したときは、それもいいものだなと思いました。

そのつもりがなかったので、どういういうレストランか全く知らず、メニューを見てから決めたいと思ってホテルの人に相談すると、「後で客室までメニューをお持ちします」という有難い対応。

部屋に持ってきてもらったメニューをじっくり検分することができました。こんなこと、ホテル併設のレストランでないとできません ←メリット①

外からこのレストランに来る場合は、ホテルの入り口とは別になっているレストランの入口(↑上の写真↑)から入れます。

もちろん、ホテルと繋がっているので、ホテルから外に出ることなくレストランに入ることもできます。

料理だけをシビアに振り返ると、自分にはちょっと上品過ぎて、やや物足りなかったのですが、それを補って余りある優雅な雰囲気と、5つ星ホテルそのままのサービスをレストランでも感じられて、食後はかなり満足感がありました。 ←メリット②

注文はコースでなく単品で。前菜を2皿、パスタ1皿を2人でシェア、ワイン1本。

前菜:↓↓Red prawn (cucumber, ginger, caviar powder) 29ユーロ 海老のたたきのようなものにキュウリと生姜、キャビアが添えられたもの

前菜:↓↓Beef Carpaccio 26ユーロ 牛肉のカルパッチョ

1皿目(2人でシェア):英語名のメニュー表記をメモし忘れましたが、ボンゴレのスパゲッティ。26ユーロ。↓↓

ワインは、↓Müller Thurgau↓ 。このワインは、すっきりとした飲み口が和食にも合い、日本にもよく土産に持ち帰っています。

幸運なのは、自分の好みに合うワインが比較的リーズナブルなこと。いいレストランで飲んでも40ユーロしないと思います。ここでも、ボトルで30ユーロでした。テーブルを担当してくれた女性が、このワインのワイナリーについて詳しく教えてくれ、「興味があれば見学手配もできるので私に言ってください」と名刺までくれました。

いい雰囲気とサービスで、ワイン1本ですっかり気分もよくなり、胃袋も満たされ、デザートはもう入りません。それでも、サービスでチョコレート↓↓を出してくれます。この時点では、これ以上何も入らない状態だったのですが、ちょっと時間をおけば、少しつまみたくなりそうなので、持ち帰りできるか聞いてみました。

すると、「それでは、包んで、後ほど部屋にお持ちします」と、これもホテル併設レストランならではのサービス。←メリット③

 

ワインを2人で1本だったのに、食後すぐ部屋に戻れる安心からか、リラックスし過ぎて、結構ふらふらになりました。。が、エレベーターに乗ればすぐ客室、すぐベッドに横になれます。

食後、ホテルまでの帰り道を考える必要がない、精神的なゆとり。これは、実際かなりいいものだと思いました。←メリット④

  • 店名:Accanto
  • 住所 (google mapで見る)

(おわり)

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