【ミラノ】ヨーロッパの正統クラシックホテル「Principe di Savoia」

ヨーロッパの正統クラシックホテル、ミラノ「プリンチペ ディ サヴォイア」について、です。

「せっかくだから、ヨーロッパらしい格式あるクラシックなホテルに泊まりたい」

というとき、人によってそのイメージにいくらか違いがあるのでしょうが、多くの人が「これぞ」と感じることができる正統派クラシックなホテルだと思います。

  • ホテル名:Principe di Savoia
  • 場所:地下鉄「Repubblica」駅からすぐ。ミラノ中央駅から1km
  • 住所:Piazza della Repubblica 17, Milano 20124 (Googleマップで)
  • 宿泊費:270ユーロ(7月下旬、クラシックルーム)
  • Booking.com評価:9,2(10点満点)
  • Expedia評価:4,7(5点満点)

 

重厚な調度品

重厚でクラシックな調度品。〇〇調家具、とかそういう知識は持ち合わせていないのですが、チェーン系ホテルのモダンさとも、勿論デザインホテルとも違う重厚感。

「クラシックホテル」と紙一重だったりする「老朽化」もなく、全面リノベーションされています。

廊下やちょっとしたスペースに置かれた調度品も抜かりなく


 

チェックイン時の対応など

さりげなくフェラーリが止まっていた入口を入り、エントランスへ。
別に辛口レビューをしたいわけでも何でもないのですが、ドアマン、ポーター、レセプショニストと、スタッフの応対や物腰は「割と普通だな」というのが率直な印象。初めて宿泊したときは、チェックイン時間の14時過ぎに着いたのですが、部屋の準備に10分ほど待つことになりました。応対がしっかりしていたので不快なことはなかったですが、期待値が高かったぶん、ちょっと「ん?」とは思いました。

翌々年、2回目の宿泊時は、朝食なしのプランを予約したつもりだったのですが「朝食も付いていますよ」とチェックイン時に言われ、自分の勘違いかと思い、翌朝朝食会場に行ってみると「朝食なしのプランです」。

ネットっぽい「あげつらい」をしたいわけではなくて、五つ星ホテルといえどちょっとした手違いみたいなことは起こるわけで(それが当たり前)、それでも2回ともトータルではやっぱり気持ちのいい滞在で、また泊まりたいと心から思っていて、そう感じさせてくれる総合力みたいなのが結局いいホテルなんじゃないかと思います。

 

裏方スタッフの感じ良さ

つい写真に撮っておきたくなる廊下や階段を通って部屋へ。部屋まで案内してくれたスタッフやハウスキーピングのスタッフの感じの良さが印象に残っています。

部屋に入り一息つき、その日の夜に食事する店が未定だったのでホテル併設のレストランにしてみようかという話になり、直通の内線で電話。

メニューを見てから予約するかどうか決めたいのですが、、と言うと「では、お部屋までお持ちしましょうか」と、メニューをわざわざ部屋まで持ってきてくれました。併設のレストラン「Acanto」は、料理のほうは自分にはちょっと上品すぎたのですが、サービスはとても良く、注文したワインのワイナリーを紹介してくれたり、食べきれなかった食後のチョコレートを後で部屋に持ってきてくれたり、ホテル内のレストランもいいものだなと思いました。(このレストランについては、ここに書きました)

 

バスルーム、「Acqua di Parma」のアメニティ

順番が前後しますが、バスルームの写真。タオルやバスローブにもホテルの紋章


アメニティは「Acqua di Parma」。歴史的にフランス文化の影響を受けている街、パルマの香水メーカー。

アメニティは、イタリアのホテルなのでイタリアのメーカーのものであってほしいし、かといってブルガリやアルマーニだとちょっと「ベタ」な気がするので、この「Acqua di Parma」というのはうれしいです。なんといってもパッケージががっこいい。

 

客層について

レセプション横のラウンジや、ホテルを出入りするときの印象ですが、中東系の方とアメリカ人が多いように感じました。全体としてはざっくり9割が欧米人といったところ。

 

空港と中心街へのアクセス

ミラノ・マルペンサ空港はとてもアクセスがいい空港とは言えず、バスでも電車でもミラノ中央駅まで50分。

中央駅からホテルまでは、駅正面の大通り(Via Vittor Pisani)をまっすぐ1km行けば右手に見えてくるのですが、大型のスーツケースがある場合、微妙な距離です。道中の大半はアーケードのような道で舗装されており、スーツケースは比較的引きずりやすいです。

地下鉄で隣駅「Repubblica」へ行けば、出口からすぐなのですが、地下ホームまでの上り下りを考えると、むしろ歩いたほうがいいような気もします。

かといって、中央駅からタクシーだとちょっと近すぎて、一度、ホテル→中央駅をタクシーで行ったとき、こちらが言うまでメーターを下ろさなかったということがありました。とは言っても、こればかりは本当に人次第で、気持ち良く笑顔で「問題ないですよ」と言ってくれたドライバーもいました。

ミラノ中心街へは、宿泊客向けの無料リムジンが20分間隔で出ています。メルセデスのワゴンで、スカラ座前まで。

あまり知られていないのか、利用客はいつも数組でした。

★★

ミラノには、中央駅周辺は、イタリア系チェーン(ウナホテルスターホテルズ)や、ウェスティンやヒルトンなどのグローバルチェーン、そして中心街には、アルマーニやブルガリなどのブランド直営ホテルもあったり、幅広く揃っています。

その中で、この「プリンチペ ディ サヴォイア」は、Dorchester Collectionという英系グループに属してはいますが、伝統と格式という点で、何となく東京でいう帝国ホテルとかオークラ的なポジションなのかなと思ったりしました。

宿泊費だけで言えば、帝国ホテルやオークラよりも上のホテルもあるわけですが、歴史に裏打ちされた安定感、信頼感があり、いい客がついていそうなイメージがあります。

「プリンチペ ディ サヴォイア」も、自分が宿泊してとても気に入ったところなので美化し過ぎているかもしれませんが、そんな「格」を持ったホテルだと思います。

(おわり)