MUJIのスーツケース(35L)、2度の海外旅行で使ってみて。機内持込みも預け荷物でもOK、凸凹道に必須の双輪キャスター。

無印良品のキャリーバック(スーツケース)を購入、イタリア周遊と香港旅行、そして国内線(羽田→福岡)でも使ってみました。購入したのは、左から2つ目のサイズ。
機内持ち込み可能(100席以上)で、
54×37×23.5㎝
35L
3,5kg
税込14900円

イタリア旅行では機内持ち込み荷物として、香港旅行はこれ1つで行きました。

イタリアでは、凹凸の激しい石畳の上をがんがん引っ張ったりと結構ハードに使ったとは言え、まだ使用歴2回なので、耐久性についてのジャッジは保留。

それ以外の部分、デザインや使い勝手については今のところかなり満足しています。たった2回の使用ですが、もう愛着が湧きはじめているぐらいです。

 

機内持ち込みについて

購入したサイズ(35L、54×37×23.5㎝)は、商品説明では「機内持ち込み可(100席以上)」とあります。

実際に、私が機内持ち込み荷物として利用したのは、

  • JAL国際線2便
  • JAL国内線1便(羽田→福岡、機材:B777-200)
  • エールフランスの欧州都市間フライト(機材:A319)

以上のフライトでは全く問題なく機内持ち込みできました。

LCC香港エクスプレス利用時は、サイズは持ち込み手荷物の規定内だったと思いますが、重量オーバーの可能性が高かったので、ハナからオプション料金を払って預け荷物としました。

 

凸凹道(欧州の石畳など)には双輪キャスターが必須

そもそも、無印良品の店頭でこのキャリーバック(スーツケース)を見て「おっ」と思ったのは、5種類あるサイズすべて、双輪のキャスターを備えている点。

左のキャスターは双輪、右は単輪。タイヤが双輪か単輪かで、引っ張るときのスムーズさが全然違ってきます。

特に、イタリアの石畳のような凸凹道を歩くとき、双輪でないとすぐに突っかかってしまい、引っ張って歩くのがかなり煩わしくなります。

スーツケース売り場でいろいろな商品を見ても、双輪のモデルは意外と少なく、小型のスーツケースで双輪キャスターのものは更に少ないです。

で、双輪の中でもタイヤが細くて貧弱なタイプがときどきあるのですが、無印良品のものはしっかりとした双輪。

RIMOWAのと比べても遜色ありません(左:無印良品、右:RIMOWA)私にとってスーツケース(キャリーバック)で一番大切なパーツはこの車輪で、これがしっかりしていないと、
こんな道や、こんな道を、引っ張って歩けません。

今回購入したサイズ(54×37×23.5㎝、35L、機内持込み可)で、双輪を備えたキャリーバックは、他にはRIMOWAぐらいしかないんじゃないかと思います。

なので、無印良品の店頭でこのキャリーバックを見て、キャスターが双輪であることに驚き、この時点でもう7割方買うつもりでした。

 

デザインについて

キャスターが双輪だった時点でもう7割がた買う条件をクリアしていて、あとはデザイン。

たまたま同時期にフランクフルト空港内でRIMOWAを見て、やっぱりかっこいいなと思ってしまいましたが、無印良品のキャリーバックは税込14900円(35L、54×37×23.5㎝)という価格なので多くを望んではいけないと言い聞かせます。

この価格であれば、「かっこいい」と思わなくても、「ダサい」と感じなければ買い。というか、このデザイン、個人的には「悪くない」と思って買いました。しかも、使っていくうちに「結構かっこいい」とまで思うようになりました。

それは、材質、質感による部分が大きいです。何となくチープな感じに見えてしまうテカりのある合成樹脂でなく、表面に細かい凸凹が入った加工。この凸凹加工のおかげか、遠くから見ても黒光りがなく、テカりが目立つスーツケースに比べると高級感すら。。というのは言い過ぎかもしれませんが。
(イタリアの空港バス内で撮影↓ ここで紹介している35Lでなく友人の87Lサイズ)

 

思った以上に役立つ車輪ストッパー機能

無印良品のウェブサイトで紹介している同商品の機能や売りについて。

①車輪ストッパー機能 ボタンを押すと車輪にロックがかかる機能。買う前は特に注目していませんでしたが、旅行中には「あ、これ使えるな」という場面が少なからずありました。

バスや電車での移動時。例えば、こんな状況(↓写真)では、ストッパーをかけておけば、全く動かないということはありませんが、軽く手を添えるぐらいで大丈夫。ストッパーがなかったら両手でしっかり持っていないと、バスがカーブしたときに流れていってしまいます。他にも、空港などでエスカレーターに乗るとき、その都度ボタンを押して車輪ストッパーをかけていました。でなくてもエスカレーターではしっかり持っていますが、より安全です。

イタリアの空港では、軽く傾斜のついた動く歩道があって、こんな時も活躍。

この車輪ストッパー機能は、当初そんなに注目していなかったので「意外な収穫」でした。

 

②静音キャスター 商品紹介によると2017年春にキャスターが改良され、単輪が双輪になり、素材も静音性の高いものになったそうです。

が、日本の自宅を早朝に出たとき、一軒家が立ち並ぶ住宅街でキャスターを引っ張る音はやっぱりちょっと響きました。

これは、どんなに改良を重ねても、凸凹感のあるタイプのアスファルトではある程度の音は仕方がないように思います。

 

③1cm刻みで高さ調整できるキャリーバー これは、旅行中に便利さを実感した場面がパッと思い浮かびません。それよりも、今後、注視していこうと思うのは、キャリーバーを収納するこの部分(↓写真白枠)の頑強性。キャリーバーを引っ張りながら道を歩いているとき、段差などがあると、バーを持ったまま引き上げるという動作をよくします。

この動作が多いと、上の写真の白枠部に負担がかかり、本体から外れてきてしまうことがあります。10年近く使っているRIMOWAでは、7、8年目にそうなってきたため修理に出しました。

 

他に良かったところ、良くなかったところ

ここまで書いてきたのは、無印良品ホームページで紹介している機能について。
車輪ストッパー機能 ← 旅行中役に立った場面多数
静音キャスター ← 早朝の住宅街では音がちょっと気になった
1cm刻みで高さ調整できるキャリーバー ← この機能よりも頑強性に今後期待

— その他に、2回の海外旅行で使ってみて良かったところは、

意外と被らない 日本の国際線空港で無印良品のキャリーバック(スーツケース)を使っている人は、思ったより少なかったです。私が気付いたのは、2、3人。無印良品サイト内には「けっこう被る」というレビューがあったり、同商品を使っている友人も「けっこう多い」と言っていましたが、RIMOWAに比べれば被る率は低いように感じます。

機内持ち込み、預け荷物どちらでもOK 個人的な用途としてはこの点が◎。購入したのは、5サイズある中の2番目に小さいもの(35L、54×37×23.5㎝)で、100席以上の機材であれば機内持ち込み可能と書いてあります。

機内持ち込みだけを想定して作られたキャリーバック(ソフト素材など)だと頑強性が心配で、預け荷物として出すのはちょっと躊躇してしまいます。でも、無印良品の場合、3サイズは預け荷物の大きさであり、この35Lモデルも同じように丈夫な作りのはずなので、安心して預け荷物としても出せました。

自分の場合「行きは機内持ち込み荷物、帰りは預け荷物」といった使い方をする旅行があり得るので、この点は大きいです。

— 良くなかったところ、というか「もっとxxxだったらいいな」という点については、

内部の作りがシンプル過ぎる 内部は、上の写真↑のようになっていて、必要十分な作り。ただ、同商品を使っている友人は、ファスナーの収納ポケットが片側だけでなく両側にほしい、とちょっとだけ不満げ。たしかに両側ともファスナーで封鎖できれば、閉めるときに中身がこぼれ落ちないのでより便利かも。

少し重い。LCCの機内持込みにはちょっと難しそう 中身が空のまま持っても「ん? けっこう重いな」と感じます(3,5kg)。優れたコストパフォーマンスを実現するために最も犠牲にした部分はおそらく重さだと思われます。

ただ、軽くて頑強性が低いより、多少重くても丈夫なほうが自分の用途には合っています。

購入したサイズ(35L、54×37×23.5㎝)は、一応ほとんどのLCCの機内持ち込み手荷物のサイズ規定を満たしていますが、重さは7kgまでとしている航空会社が多く、このキャリーバックが3,5kgなので、中身を3,5kgにおさめるのはちょっと難しそう。

香港2泊旅行の際、このキャリーバック1つで行ったのですが、復路はLCC香港エクスプレスだったので、ハナから機内持ち込みはあきらめ、オプション料金を支払って預け荷物としました。(往路はJAL便利用で機内持ち込み)

使用歴は実質2回で、耐久性についてはまだ何とも言えません。

その耐久性について、もう少し使ってみて自分なりにOKというジャッジができれば、今使っている大型スーツケース(2009年購入、RIMOWA SALSA、78L)を買い換えるときは、無印良品でもいいかな、ぐらいに思っています。

(おわり)