個人旅行でも無料見学可能。パルミジャーノチーズ工場

「レッジャーノ」もお忘れなく

日本で、パルメザンとかパルミジャーノと呼ばれているため、パルマ特産のチーズであることは分かりやすい。パルマは生ハムやオペラも有名で、イタリアに興味がない人でもたぶん聞いたことがある比較的メジャーな街。

ミラノ→ミラネーゼ、と同じように、パルマ→パルミジャーノ、つまりパルミジャーノは「パルマ市民」または「パルマの○○」という形容詞として使われる。

で、正式名称「パルミジャーノ・レッジャーノチーズ」の「レッジャーノ」は何かというと、パルマの南東に「レッジョエミリア」という小さな街があり、レッジョエミリア→レッジャーノ(レッジョエミリア市民、レッジョエミリアの○○)。

レッジョエミリアの場所と行き方

グーグルマップで、まずボローニャを表示してから、北西部のミラノが画面に出るまでズームアウトする。

ボローニャとミラノを結ぶ街道沿いにに「モデナ」「パルマ」「ピアチェンツァ」という中都市が表示される。

レッジョエミリアは、モデナとパルマの間にあり、ボローニャから各駅電車(Regionale)で40〜50分、急行(FrecciaBianca または InterCity)で約30分。

パルミジャーノ・レッジャーノチーズ協会

イタリアワインが原産地によって厳密に区分・管理されているように、パルミジャーノチーズも協会(組合)があって、製造所や製造コードの管理、広報活動などを取り仕切っている。

製造所の見学も、この協会に申し込めば、個人旅行であってもガイドまで派遣してくれ、無料で手配してもらえる。

メジャーなパルマではなく、あえて、前述の、チーズ正式名称の一部「レッジョエミリア」の製造所の一つへ、2015年12月に行ってきました。

申し込みの流れ

パルマ、レッジョエミリア、モデナ、マントヴァ、地域ごとの協会支部によって製造所が管理されている。地域ごとの連絡先メールアドレスはこちらのサイト

レッジョエミリアの製造所を見学する場合は、

sezionere@parmigianoreggiano.it

へ英語でメール。記載内容としては、

  • 見学希望日
  • 見学者の人数
  • 駅からタクシーでアクセス可能な製造所希望の旨
  • 英語のガイドさん希望の旨

レッジョエミリアだけでも100近く製造所があり、その中から希望日と条件に合ったところを紹介してくれる。

自分が見学した時は、日本から遊びに来ていた友人と2人だけ。返信メールには、製造所の住所、担当ガイドさんの電話番号、集合時間(現地に8時30分)が書かれていた。

試食あり、直売所も

自分たちが手配してもらったレッジョエミリアの製造所は、

製造所名:Caseificio il Boiardo Matilde di Canossa
住所:Via Pasteur 20, Reggio Emilia 42122

レッジョエミリア駅からバスで約15分、タクシーでも行ける距離。到着すると、ガイドさんが待っていた。他の見学者と合流することもなく、我々2人だけ。「工場見学ツアー」というような観光客向けのものでは全くなく、通常通りの工程作業を、脇から失礼して覗かせてもらっている感じ。

ガイドさんと製造所のおじさんたちは良好な関係で、和やかな雰囲気。一通りの工程を説明してもらった後は、併設の直売店へ。日本のレストランで食べたら数千円はくだらないだろうな、という量の「試食」パルミジャーノを持ってきてくれてテイスティング。

無料ツアーなんだからせめて金落としていけよ、的なプレッシャーは皆無だったが、スーパー等で売られいるものより安く、その場で切って真空パッケージングしてくれるので、思わず大人買い。車で買いに来ている地元の人も、その時間だけでも4、5人いた。

こういうツアーを無料でやってしまうところ、さすがの食文化と思います。

2 件のコメント

  • はじめまして^^
    クリスマス後~年始までミラノ~ボローニャを旅行するもので、こちらのページにたどり着きました♪

    イタリア語はできないのですが、伊号さんの文を参考に見学の依頼メールをお送りしてみました!
    英語でお送りしたからか?1週間経過しましたが返事がまだないのですが・・(>__<)

    • こんにちは、クリスマス後に旅行されるんですね。返事はすぐこないかもしれませんが、もう数日ぐらい待ってみたほうがいいかと思います。それでもこなかったら、もう1回プッシュしてみてください! 最終的には英語で直接電話してみるのもありかと思います

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