イタリアの街には、子供服の専門店がけっこうあって、いくつかのタイプがあります。
① 全国、海外展開している子供服専門ブランド。フランス発の店が多い
② ローカルに数店舗持っているだけの小さい子供服メーカー。作っているところもその地域なので、正真正銘の Made in Italy
③ アルマーニなどの高級ブランドの子供服を集めた店
①フランスの子供服ブランド
姪へのおみやげによく服を買うので、②のような「ローカル」子供服メーカーのバーゲン(7月と1月)はいつもチェックするようにしていますが、それ以外の時期は、手頃な価格帯のチェーン店で買うことが多いです。
イタリア資本の、フランチャイズ展開しているベビー用品・子供服メーカーは、例えば「Chicco」などがありますが、何となくピンとくる服がなくて、ここでは買ったことがありません。
イタリアの町でも目立つのは、フランス発の子供服メーカー。日本にも進出しているプチバドー(petit bateau)などもありますが、この頃よく買っているのは、もっとリーズナブルな「Sergent Major」(www.sergent-major.com)今回も、一時帰国の前に立ち寄ってみたのですが、このコーディネートに目が留まりました↓↓ワンピースとカーディガンもいいですが、普段着としてはちょっと実用性がなさそうなので見送り、ポーチを購入(15ユーロ)。紐が花柄になっています。大きさはポケットティッシュぐらいの幅。女の子向けの服は、どれも程よく可愛らしいデザインが多いです。可愛い過ぎてちょっと子供っぽ過ぎる、というところまではいっていない程よさ。
大人向けの服もそうですが、イタリアでは「カワイイ」より「カッコイイ」服が多いと感じますが、フランスではどちらもバランスよくあるような気がします
価格帯は、10〜30ユーロぐらいと比較的手頃なので、ちょっとチープな感じの服もあるのですが、そう見えないものもたくさんあります。前回は、こんなレインコートを買いました。
今、ちょうどイースター休暇直前で、スーパーマーケットには、キリスト復活にちなんだ卵の形のチョコレートなどが売り出されています。
Serget Major の店内にも、卵形のケースのようなものが置いてありました。手前の卵形ケースの中には、写真↑のぬいぐるみが入っています。
奥に置いてある卵形ケースの中には、白地のTシャツと、カラーペンが入っていて、塗り絵のように自分で色をつけるようになっています(↓Sergent MajorのHPより↓)
こうやって、子供の美的感覚を育てていくのでしょうか。とても気が利いています。
- Sergent Major ミラノ:Corso San Gottardo, 5, 20136 Milano(Googleマップで)
- Sergent Major ローマ:
- Sergent Major パルマ:(Googleマップで)
- フィレンツェ、ベネツィアには2018年4月現在、店舗なし。イタリアの他の町の店舗については、こちらで確認できます
②ローカルの子供服専門メーカー
3、4年前に、モデナという町(ボローニャから電車で約30分)で見つけた、ユニセックスのコート(写真↓)ショーウィンドーを見て、立ちどまってしまいました。大人向けのサイズで、色違いがあったら欲しいくらいです。
モデナという町に1店舗を持つだけの「Monsieur Cucu」というメーカー。公式サイトは、www.monsieurcucu.com
大きい町でも、こういった小さい子供服メーカーの店を時々見かけます。さすがと思わされるイタリアらしいデザイン、そして Made in Italy の場合がほとんどです。
値段はちょっと張りますが、バーゲン時などは、ばっさり安くするので狙い目だと思います。
③高級ブランドの子供服を集めた店
このカテゴリーは、ボローニャのこの店を思い出して、そう言えばこのタイプの店もあるなと加えました。
- 店名:La mamma e il suo bambino
- 住所:(Googleマップで)
- サイト:www.lamammaeilsuobambino.it
アルマーニや、ストーンアイランドなどの有名ブランドの子供服を集めた、言わばセレクトショップ。
店のサイト内の取り扱いブランドを見ていると「MONNALISA」もあります。イタリアの高級子供服ブランド。
高級子供服「MONNALISA」ナポリの路面店
子供服に「ラグジュアリー」というカテゴリーがあるのか知りませんが、そういうのを扱っている店です
(おわり)