イタリアへ行ったらルッコラ&ブッファラのピザ

私は、グルメではありませんが、こちらで長く生活して「場数」は踏んできましたので、2週間に1回は食べるピザにしても、今では自分の好みがだいぶ固まっていて、そのラインナップはこんな感じです。

  • ブッファラ&ルーコラ&ミニトマト (Mozzarella di Bufala, Rucola, Pomodorini)

「マルゲリータ」のように決まった名前はなく、店によって独自の名称で呼んでいます。メニューになくても店員に「ブッファラ、ルーコラ、ポモドリーニ」と頼めば大抵の場合やってくれます。だいたい7〜9ユーロ。

間違いなくこのピザを食べた回数が一番多いです。日本に2週間ぐらい帰国してこちらに戻ってくると最初に食べたくなるのがこのピザか、トルテッリーニ・イン・ブロードというミニ雲呑スープのようなパスタです。

生地、トマトソース、チーズがピザの基本ベースですが、トマトソースなしのピザも幾つかあり、これもその1つ。

「ブッファラ」というのは、水牛で作られたプレミアムなモッツァレラ。けっこう濃厚ですが、それがルーコラの辛味とマッチして、比較的軽く食べられます。

  • ブッファラ(Mozzarella di bufala)

生地 x トマトソース x モッツァレラにバジリコの葉、がマルゲリータなわけですが、そのチーズが「プレミアムなモッツァレラ」であるブッファラ、というだけのシンプルなピザ。

日本にも、ブッファラを使ったピザを出す店はあります(日本は本当に何でもあります)が、空輸するしかないはずなので、けっこうな値段になってしまうと思います。

ですので、イタリアではより新鮮なブッファラを思う存分楽しむに尽きます。ただ、濃厚なため、普通のモッツァレラで軽くいきたい時も多々あって、「ブッファラ」と同じぐらいの頻度で「マルゲリータ」を注文しています。

生意気を言うようですが、同じ店に何度も行っていると、日によって多少コンディションが違うように感じてきますが、仕上がっている日の「マルゲリータ」は、結局のところこれが間違いなく1番、と思わされるほど美味しい。

  • クワットロ・スタジォーニ(quattro stagioni)or カプリチョーザ(capricciosa)

左がクワットロ・スタジォーニで、右がカプリチョーザ。

クワットロは「4」、スタジォーニは「季節」なので「四季」の意。4種類の具が4分割されて載っています。その4種類の具は、店や地域によって違いがあるようですが、自分が行く店ではだいたい、アーティチョーク、きのこ、ハム(生ではない、いわゆるハム)、粗挽き肉、オリーブといったところ。

カプリチョーザは「気まぐれな」という意の形容詞で、要は気まぐれな感じでいろいろな具が散りばめてある、ということらしいです。具は、クワットロスタジォーニとだいたい同じ。

この2つのピザは、具はほとんど同じで、その配置が違うだけのようです。クワットロ・スタジォーニは4つに分かれて、カプリチョーザはまんべんなく混ざっています。

自分の場合、8割の頻度で冒頭の「ブッファラ&ルーコラ&ミニトマト」を頼むのですが、今日はちょっと変えてみようという時、そしてけっこう腹に余裕があるとき、この2つのどちらかを注文します。具がたっぷりあるので、ボリューム有り。

  • 粗挽き肉と青菜(Salsiccia e Friarielli)

「青菜」と書きましたが、日本の野菜の何に当たるのか、正確にはよくわかりません。おそらく、菜の花か根野菜の葉っぱの部分です。

このピザは、どこのピザ屋にでもあるわけではないのですが、これがあるところはけっこう本格的なナポリピザの店と思われます。

トマトソースなしのタイプ。粗挽き肉だけだと単調で飽きそうですが、この青菜を添えることで、その苦味で肉のしつこさが中和されます。これに唐辛子入りオイルをかけると、パンチが加わり、完成。

毎回食べたら飽きそうですが、たまに無性に食べたくなるピザです。

  • シーフードピザについて

自分は平均的な日本人以上に魚介類が好きですが、ピザの具としてのシーフードは、あまり魅力を感じません。シーフードをピザを注文することはまずないし、あまり食べている人を見ません。

魚介も、ピザも食べたい時は「Insalata di mare」(海のサラダ)という海鮮ミックスを前菜メニューの中から選び、それに基本のマルゲリータ1枚、という方法があります。一緒に持ってきてもらって、2人でシェアして食べれば、量も丁度いいです。

↑前菜料理「Insalata di mare」↑

日本人の友達と食べに行く時は、この注文方法を時々使います。