女性経営のワイナリー「Elena Walch」のMüller Thurgau

以前からずっと好きなワイン、

Müller Thurgau
(トレンティーノ=アルト・アディジェ州)

スーパーマーケットで売っているもので7〜10ユーロ、グレードの高いものでもせいぜい15〜20ユーロ。

自分はお酒は好きですが味の違いなどはあまり分からなくて、近所のスーパーマーケットで買ったこれ、で十分満足できてしまうのですが、外出制限期間中、新しい試みとして同銘柄「Müller Thurgau」のグレードの高いやつを取り寄せてみました。

 

Elena Walch

取り寄せたのはこれ。リーズナブルな「Müller Thurgau」にしてはこれでも高め(11,9ユーロ)「Elena Walch」というのが醸造所名で、人名でもあります。

何となく見覚えがあったこと、Elenaという名前からして作り手が女性であることに興味がひかれて選択。同醸造所のHP(www.elenawalch.com)には、Elena Walchさん(右)と、娘さん2人の写真。家族経営のワイナリー。

Elena Walchさんは建築士で、同州の老舗ワイナリーの子息と結婚してから経営に携わり、老舗を近代化させ新しいコンセプトをもたらした、とHPによる紹介。

イタリアのファッションブランドは、姓名をままブランド名にするパターンが多いですが(ジョルジオ・アルマーニ、サルバトーレ・フェラガモ)、ワイン醸造所では珍しいようなが気がします。

 

Tramin村

この醸造所「Elena Walch」は、
トレンティーノ=アルト・アディジェ州の
「Tramin」という村にあります。

この州はオーストリアとの国境にありドイツ語人口が多く、村名「Tramin」もドイツ語。イタリア語だと「Termino」。

この地方の代表的なワインに、
Gewürztraminer(ゲヴェルツトラミーナー)
があります。とてもアロマティックで個性が強く日本で売れにくい、とどこかで読んだ覚えがあります。というのも、

Gewürztraminer
Gewürz ← ドイツ語でスパイス
traminer ← Traminの

Tramin村のスパイスというのがワイン名。

この手のウンチクがあると楽しく飲めて自分は好きです。

今回のワインはこのGewürztraminerではなく、Müller Thurgauですが、生産地であるTramin村がワインの名前になるほど重要な場所であることが分かり、この地の他の醸造所のワインも試してみたくなりました。

 

白アスパラと一緒に

ドイツで食べて以来すっかりはまってしまった白アスパラと一緒に飲みました。
私が普段飲んでいる、近所のスーパーマーケットで買うMüller Thurgauは、淡麗辛口な日本酒のようにすっきりしているのですが、今回取り寄せた「Elena Walch」のものは、結構アロマティックでした。

これを言っては身も蓋もないのですが、味の違いがあまり分からない自分などにはちょっとレベルが高く、スーパーマーケットのやつでも十分かなと思ってしまいました。

(おわり)