早朝の誰もいない街をを歩きながら、夏のセール(今年は8月1日〜)を控えた店のショーウィンドウを物色しています。
外出制限が解除されてから2か月になりますが、入った店はタバコ屋、パン屋、スーパーマーケットだけで、服屋はまだ。
H&Mなどは、入口近くに使い捨てたビニール手袋がよく散乱しているので、着用が義務なのかもしれません。たしかに衣服は絶対に手にとって見るだろうし。ブティックなどはマンツーで接客してくることが多いけどそういうのは今どうなっているのか、とか、試着は今まで通りにできるのか、とか、なにせ店に入っていないのでよくわかりません。
とはいえ、セールまで1か月をきっているので、ショーウィンドウだけ色々見ています。
最有力候補にあがってきたのは、Gherardiのシャツ。イタリアのシャツのイメージは、個人的には無地のブルー。スーツに合わせるシャツの場合、かなりの割合で無地のブルーを着ていると思います。
自分もそれがかっこいいなと思っていて、持っているシャツはほとんど無地。あとはストライプが2枚ぐらい。
なので、この大柄なチェックシャツを見たときは「!」となりました。
が、2回、3回とこの店の前を通るうちに、惹かれていきました。
アメリカのカジュアルブランドとかによくありそうなチェック柄なのに、何故こんなにかっこよく見えるのか‥こんな色のジャケットに合わせたり、シャツの襟をいい感じで広げてディスプレイしたり、見せ方のセンスがいいからかもしれません。
このシャツは「Gherardi」というトスカーナ州アレッツォのブランド。
実は、私も2枚持っていて、かなり気に入っています。2枚とも7〜8年は着ています。
特に下↓のほうは自分が持っているシャツの中でもエースと言えるぐらいで、生地のなめらかさ、光沢、シルエットすべてが気に入っています。まったく同じものをもう1枚ほしいぐらいどちらも夏のセールで購入しました。
定価は€200〜とかで、スーツなどと違い結局は消耗品であるシャツにここまで出せるかについては、なかなか意見が分かれそうです。
で、先のチェックシャツのほうは、、セールまで残っていて縁があったら再検討してみようと思っています。
(おわり)