ミラノ空港から市内までは50分
ミラノ・マルペンサ空港は不便です。日本から11時間以上のフライトでようやく到着したというのに、市内の中央駅までバスでも電車でも50分。
市内中心部に宿を取るなら、中央駅から更にタクシーか地下鉄。イタリアの鉄道駅の周辺はあまり環境がよくありませんが、この煩わしさを考えると、中央駅付近のホテルで手を打とう、と妥協してホテル探しを始めました。
選んだのは、イタリア系チェーンの「UNA Hotel」。初めてこの系列のホテルに泊まったのですが、結果的にとても良く、これからは他の町に宿泊するときもこのチェーンを選択肢に入れよう、と思うほどでした。
ミラノ中央駅から徒歩5分
UNA Hotel はミラノにいくつかありますが、利用したのは中央駅近くの「UNA Hotel Century」。
- ホテル名:UNA Hotel Century
- 住所:Via Fabio Filzi, 25/b, 20124 Milano (google mapで)
- 宿泊時期:5月上旬
- 宿泊費:17900円(朝食込み、agodaで予約)
- 部屋のタイプ:Junior Suite Superior
中央駅からは徒歩5分程度で、道順もいたって簡単。途中の道はトラムが走る大通りなので、夜間も寂しいような道ではないです。
マルペンサ空港からのシャトルバスの場合、「Piazza Quattro Novembre」という広場に着きます。ミラノ中央駅の脇です。そこからの道順も、以下の地図のように簡単。
中央駅の前は大きな広場になっており、駅を背にして右方向に立派な建物がすぐ目に入ります。これが、5つ星ホテル「Excelsior Gallia」。
ホテル「Excelsior Gallia」を背にして、「Via Fabio Filzi」というトラムが走る通りを80mほど進むと、UHA Hotelの看板(下の写真)が出ているので、その矢印に従って右に曲がれば到着。ホテルの建物は、トラムの通りから奥に入ったところにあるので、この看板を見逃さなければ、迷うことはまずないと思います。
外観は平凡もモダンで広い客室
建物の外観は、古びた普通のビルですが、内装はモダンに改装済み。客室内はフローリング。「Juior Suite Superior」というタイプの部屋で、広さは35m。ベッドの周りも、ゆったりスペースがとってあります。ソファとデスク。本当に広い客室です。この広さ、ベストシーズン5月という条件で2万円を切るコストパフォーマンス。ホテルからちょっと距離がありますが、高品質な食材を集め人気のスーパー「Eataly」まで歩いて行って、ワインとつまみを調達。
朝食、ロビーなど
朝食はブッフェ。果物、ハム類、パン、ケーキと標準的。カプチーノは、コーヒーマシーンでも作れますが、ホテルの人に頼むと、ちゃんとしたエスプレッソマシーンで作ったものを持ってきてくれます。
ロビーのソファ。
市内中心部か中央駅近くか
中央駅からドゥオモまで地下鉄で10分とはいえ、市内中心部に宿を取る良さはもちろんあります。ただ、旧市街でこの価格(2万円弱)だと、この広さは望めず、客室がやや老朽化したようなホテルしか見つけることができませんでした。
前述したように、ミラノに飛行機で入って、スーツケースを抱えているときは、やはり中央駅近くのホテルが無難です。
UNA Hotelは、イタリアの各都市にありますが、インテリアなどの内装のテイストはホテルによって結構違うようです。ボローニャ駅前にあるUNA Hotelは、宿泊したことはありませんが、外から見えるレセプション周りだけ見ても、超モダンな感じで、ミラノとは雰囲気がかなり違っています。
(おわり)