旅行先が決まってから出発するまで、いろいろ調べたりするのが好きで、下手したら旅行そのものより楽しく感じたりします。
現地へ行けば結果的に「どうでもよかった」となるような細かいことが、出発前は妙に気になったりして、そのリサーチに馬鹿みたいに時間をかけたりも。
旅行後、実際どうたったかの「答え合わせ」するためにも、出発前の下調べメモをまとめておこうと思いました。
アジア周遊SIMカードを日本で事前調達
アジア旅行ではSIMは現地調達することにしていますが、今回はクアラルンプールとシンガポール、2国周遊のため、それに適したSIMを日本で事前に調達。
- 商品名:AIS SIM2FLY 8Days 4G/3G ローミングSIMカード
- 販売会社:ワイズソリューション
- 価格:1400円(同社サイトでの購入価格)
- アマゾン、ヤフーショッピングでも販売
口コミ評価も上々、2国で別々のSIMを買う手間を省けるので購入。17カ国で利用でき、その中に日本も含まれているので、出発前に日本で設定可能。
クアラルンプール空港「優先入国レーン」
入国審査にかなり時間がかかった、というブログ記事をいくつか読み、厄介だなと思っていたところ、「優先レーン」というものがあることを知りました。
今回利用するJALでは、ビジネスクラス搭乗客には、機内で優先入国レーンを利用するための用紙が配られる、とのこと。
「優先入国レーン」といっても結局、列が多少短かっただけ、みたいなことになるかもしれませんが、実際はどうなるでしょうか。
空港から市内までの特急電車はオンラインで購入済み
空港から中央駅「KLセントラル」までは、特急電車「KLIAエクスプレス」で30分。空港の販売機でマスターカードを使えば20%割引になるようです。
オンライン事前購入でも10%割引だったので購入。
- KLIAエクスプレス・オンライン購入:www.kliaekspres.com/buy-ticket/
- 片道チケット:49,5リンギット(定価55)
- 往復チケット:90リンギット(定価100)
そこそこレートがいい両替所で十分では?
いつくかのサイトを読んでいると、クアラルンプール空港より、中央駅「KLセントラル」の両替所のほうが多少レートがいい、とのこと。
物価が高いシンガポールや香港では、両替レートにけっこう気を遣いますが、マレーシアではもともとの物価が安いので、レートの良し悪しの差は、円換算すれば誤差程度と思われます。
中央駅「KLセントラル」への特急電車はオンライン購入済みなので、空港で両替する必要もなし。であれば、中央駅「KLセントラル」のここでいいかな、と。
- 中央駅「KLセントラル」内の両替所:「Merchan Trade」
- 場所:KL Sentral Station DH5, Departure Hall, Level 1
- 営業時間:10:00〜20:00(土日も同様)
- サイト:www.mtradeasia.com/home/outlets
ただ、20時に閉まるので、間に合わなさそうだったら、空港で両替する予定。その場合は「Travelex」という両替所がよさそう。
- クアラルンプール空港(KLIA)の両替所:「Travelex」
- 場所:3階到着口を出て右側
- 営業時間:24時間
いずれにしても、到着時の両替額は3000円程度の予定なので、該当店が見つからなかったら適当なところで済ませるつもりです。
行ってみたいローカルフードの店
行ってみたい店を料理名と一緒に。
- 「Village Park Restaurant」(ナシレマ)。「ナシレマ」はマレーシアのソウルフードということなので一度は食べなくては。ここはその名店との触れ込みだが、けっこう中心地から遠そう。(Google mapで)
- イスラミックアートミュージアム内のランチビュッフェ。マレー料理というより、ムスリム料理のビュッフェらしい。こういうものこそイスラム教徒の多い国でないと食べる機会がないので是非試してみたい。(Google mapで)
- 「OLD TOWN WHITE COFFEE」(カヤトースト)。マレーシアを代表するコーヒーチェーンらしい。シンガポール朝食の定番「カヤトースト」もあるようなので食べ比べてみたい。店名にもなっている「ホワイトコーヒー」も一度は飲んでみるつもり。焙煎時にマーガリンと砂糖を加えたコーヒーだとか。
- 「Limapulo Baba Can Cook」(ラクサ)。タウン誌「Time out」のマレーシア版で「ベスト・ニョニャ料理レストラン」と紹介。ニョニャ料理とは、中華&マレー料理のミックス。(Google mapで)
- 「JoJo Littele Kitchen」(板麺)。「板麺」はシンガポールにもあるが、マレーシアで生まれた中華系料理だとか。クアラルンプール市内に幾つか店舗があるが、どこもちょっと交通の便が悪そう。
「硬・軟・深」おり交ぜ気になるスポット
自分が初めて訪れたイスラム教徒の国はトルコでした。
1日数回、突然、町中のスピーカーから、礼拝を呼びかける声(アザーン)が大音量で響きわたり、なかなかの衝撃をうけました。
マレーシアも、イスラム教徒の割合が61%。普段接することがないイスラム文化を感じられるところへ行ってみたいと思っています。
「硬」
- ブルーモスク 世界で4番目の規模を誇るモスクだとか。入るためにケープの着用が必要、とか、交通の便が悪い場所にあることなどが余計に行きたい気持ちを掻き立てます。が、今回の滞在日である金曜日は、礼拝日のため見学不可。痛恨。
- イスラミックアートミュージアム 最寄駅は「Kuala Lumpur」←中央駅「KLセントラル」とは違うらしい。アラビア文字で書かれた金のコーランを見るだけでも行く価値ありそう。開館時間10時〜18時。ミュージアム内のムスリム料理ブッフェ(前述)と合わせて訪問予定。
- カンポンバル地区 マレー人コミュニティの居住区らしい。華人の多い地区よりイスラム文化を感じられるかも、と期待。ツインタワーのすぐ隣のエリアながら、下町っぽい街並みが残っているとか。が、最寄駅「Kampung Baru」周辺は再開発中とのことで、今のうちに見ておかなくては。
「軟」
「硬軟」の「軟」のほうは、いわゆるお洒落スポットやバーなど。日本では、お洒落スポットにあまり行かないのですが、外国に行ったときはちょっと覗いてみたくなります。
- 「THE ROW」 古い建物をリノベーションした飲食店&イベントスペース施設。公式サイトのフロントページから洒落ています。同施設内のニョニャ料理レストラン「Limapulo Baba Can Cook」(前述)と合わせて訪問予定。
- マンダリンオリエンタル内のラウンジバー「Ren」もちろんツインタワーが見えるバーに行ってみたいが、過剰なゴージャス感みたいなのが落ち着かなそうで、いい候補が今のところ見つからず。この「Ren」は夜景はなし。ホテルの公式サイトには紹介ページがあるのに、検索してもあまり情報がない。ちょっと尖っているけど面白そう。営業時間もホテルのバーにしては珍しく「17時〜深夜」と曖昧で気になる。
- 「TTDI」(Taman Tun Dr Ismail) 駅 2017年開通のMRTによってアクセスが良くなった「おシャレなKLっ子が集まる」地区、と政府観光局オフィシャルブログに書いてあったものの、検索してもほとんど情報がない。なので、余計に行ってみたくなるが、今回は時間的に厳しいかも。
「深」
やっぱりディープゾーンも外せません。お隣のガチガチ管理国家・シンガポールにだってディープな地区がまだ残っているのだから、クアラルンプールにも当然あるはず、と思って調べているのですが、いまのところよく分かりません。
- チョーキット地区 クアラルンプールの下町と言えばこの地区、らしい。「ロケットニュース24」のルポが面白い。「カンボジアに住んでいた私が引くくらい、路上生活者やねじの外れた怪しい人々が大勢うろついている」なんていう記述も。昼間のうちにちょっとだけ覗きに行ってみようかと考え中。
行ってみればすぐ分かるだろうけど気になってしまうこと
配車アプリについて クアラルンプールのタクシーは使い物にならないようで、今回の旅行で 配車アプリ「Uber」または「Grab」デビューとなる見込み。
空港から特急電車「KLIAエクスプレス」に乗り、中央駅「KLセントラル」に到着後、この配車アプリで車を手配し、ホテルに向かう予定。
でも、広大(と思われる)な中央駅「KLセントラル」周辺で、ピックアップポイント、待ち合わせポイントはどうなっているのか? そのあたりの具合がよくわかりません。
渋滞がひどいと言うが実際どれほど? オーソドックスに、繁華街「ブギッ・ビンタン」のホテルを予約。
中央駅「KLセントラル」からホテルまで、配車アプリを使うつもりですが、渋滞がひどいなら、モノレールか、2017年開通のMRT(地下鉄)を利用しようと思っています。
どうやって行っても結局10分も変わらない、ということなのかもしれませんが、旅行前はこういう些細なことがやけに気になります。
LCCの手荷物規定はどれぐらい厳しい? クアラルンプールからシンガポールへは、LCC「スクート」を利用。機内持ち込み荷物の規定は「ノートPCや手提げ袋などを含む手荷物2個合計10kg」。この「手提げ袋」の拡大解釈していいのか悩み中。。
スクートは以前、全便ボーイング787の機材で運行だったので、今回も予約したのですが、2017年にタイガーエアと合併してから、タイガーエアの機材も入ってきて今回の機材はエアバス320。
(おわり)