【2018年冬・マドリード ②】イベリコハムの最高峰、半熟トルティーヤなど

バル巡りの楽しさに味をしめ、半年後すぐ再訪したマドリード。中心街であるソル駅周辺をはずし、サラマンカ地区を拠点に。

旅行記の前半部分は↓こちらに書きました。

ここでは、食の記録を中心に。朝食の揚げ菓子・チュロスから、定番のトルティーヤ、イベリコハムなど。

 

朝食はチュロス&ホットチョコレート

翌日。朝食をとりに外へ。7時30分でもまだこんなに暗いマドリード(12月上旬)。夕食が21時〜と生活サイクルが夜遅めからなのか、早朝から営業しこているカフェやバルは少ない印象を受けました。

ホテル近くで開いていたカフェへ入店。

店名:Café & Té
場所:地下鉄4番線「Velázquez」駅からすぐ
住所:Calle de Goya 18, Madrid 28002(Googleマップで

初めて食べるチュロス&ホットチョコレート。どこの国、街に行っても見ていて飽きない朝食風景。半分以上の人がこのチュロスを食べていました。カフェを出て、特にあてもなく歩いているとまたチュロスを発見。イートインできるベーカリーで、こちらのほうが良さそう。次回へのメモとして。

店名:Panaria
場所:地下鉄2・9番線「Ppe. de Vergara」駅からすぐ
住所:Calle del Príncipe de Vergara 8, Madrid 28001(Googleマップで

またしばらく歩いていると、今度はコーヒー専門店。強烈に甘いホットチョコレートを飲んだので、口直しにちょうどコーヒーを飲みたかったところ。

店名:WAYCUP Specialty Coffee
住所:Calle de Juan Bravo 27, Madrid 28006(Googleマップで

洒落た店内。

飛び込みで入ったにしてはかなり美味しかったカプチーノ。器もいいです。

 

市場で食べる半熟とろとろのトルティーヤ

今回、宿をとり拠点としたのはサラマンカ地区。中心部のソル広場との位置関係↓↓ブランドショップ街や、上品な住宅地からなる落ち着いたエリアですが、「Mercado de la Paz」という市場もあります。中心街にある「サン・ミゲル市場」の利用者のほとんどが観光客でフードコートに近いのに比べ、ここは地元の人が多く市場感がありました。ただ、野菜や果物の価格は高め。市場の中を一通りまわっていると、おばさんたちがせっせとスペインオムレツ「トルティーヤ」を作っている一角を発見↓↓隣にあるバル「Casa Dani」で食べられます。

名前:Casa Dani
場所:市場「Mercado de la Paz」内
市場の住所:Calle de Ayala 28B, Madrid 28001(Googleマップで
定休日:日曜日

ウィキペディアには「スペインでは固焼きが好まれる」と書いてありましたが、ここのは半熟。ちょっと辛めの味付けですが、このとろとろ感は日本人の好みにパーフェクトにマッチします。時間は11時頃でしたが、ほとんどの人がこれを食べていました。1日5食のうちの「2度目の朝食」というやつのようです。ここのトルティーヤについては、こちらに詳しく書きました。

【トルティーヤ】マドリードの市場で食べる半熟スペインオムレツ

2018.12.11

 

Jabugo村産、100%純血種のイベリコハム

最高ランクのイベリコハムが食べられるというレストラン「Cinco Jotas」へ。この店のロゴを調べていくと、イベリコハムのカテゴリーやランク付けなどが何となくわかってきました。①DE BELLOTA 「イベリコハム」といっても3ランクに分かれているようで、ドングリを意味する「BELLOTA」は最上位ランク。最低60日はドングリを食べさせて放牧飼育したことなどが条件。

②100% IBERICO その「DE BELLORA」の中でも、100%イベリコ血統の純血種という意味。イベリコ血統50%などの「雑種」の場合、タグの色が違うとか。
黒タグ=100%イベリコ血統
赤タグ=それ以外
wikipediaにあるタグの写真

で、店名になっている ③Cinco Jotas
cincoは「5」なので、ロゴは「5J」。これは結局よく分からなかったのですが、どうやら上記の2つの条件を満たし、アンダルシア州のJabugo村で飼育したもののブランド名のようで、スペイン王室御用達。ウンチクっぽくまとめると、純血のイベリコ豚でなくても一応イベリコハムを名乗れる中、100%純血の「血統書付き」で、ほぼドングリだけを食べ、「聖地」Jabugo(ハブコ)村で作られたハム、ということになるかと。

基本的に味に疎い自分などにとっては、こういう情報があるとより美味しく感じられたりします。

ナイフでカットしてくれるのもすごい。よりプレミアム感が出ます。イタリアでは、生ハムの質の違いなのか、必ず機械を使ってスライスされます。「生ハムの切り方の違いで味が変わってくる」などと言うと凄く食通な感じがしますが、イタリアのスーパーで生ハムを買って機械でスライスしてもらうと、これが上手な人とそうでない人の違いがたしかにあって、それに段々と気づいていきました。

下手な人が切ると厚くなり過ぎて生ハムのクセ(臭み)が強く出てしまう感じがします。

なので、スペインには、イタリアにはおそらく存在しない、生ハムカット職人がいるらしいですがそれも大いに納得できます。量はこれで半人前(18)。メニューには「1/2 ración」という表記(写真↓)。一人で食べるには適量でした。中央部分が盛り上がって見えるのはそういう特殊な形の皿だからで、生ハムの盛りによるものではありません。このレストラン「Cinco Jotas」は、マドリード市内に3、4軒あるようです。私が行ったのはセラノ通りにある「Cinco Jotas Serrano」。

店名:Cinco Jotas Serrano
住所:Calle Serrano 118,  Madrid 28006(Googleマップで
サイトwww.cincojotas.es

スペインの昼食は14時〜らしいので、私が入店した12時40分は誰もいません。それでも、感じよく接客してくれました。会計(一人)は、
生ハム(半人前)- 18ユーロ
グラスワイン – 3,3ユーロ
テーブルチャージ(パン代)- 1,8ユーロ
合計:23,1ユーロ

 

タパス充実のバル「Jurcha」

これで、スペイン風オムレツ・トルティーヤ、イベリコハムはおさえました。〆はスペインバルでタパス。もう一つの定番パエリアは未開拓。。

前回は、地下鉄9番線「IBIZA」駅周辺のバルをはしごしてすっかりスペインバルにはまってしまいました。

【マドリード】初めてのバル巡り、ローカルな5軒で「はしごタパス」。IBIZA地区がオススメ

2018.07.09

出発前だったのでホテル近くのバルを探し、入ったのはここ。

店名:Jurcha
住所:Calle de Ayala 19, Madrid 28001(Googleマップで

奥まで長く伸びているカウンターだけのバル。一人でコーヒーを飲んでいる人もいれば、グラスビールだけでおしゃべりしている人もいたり。ガラスケースの中にはいろいろなタパスが。肉団子と、コロッケを食べました。私が行ったバルではどこでもこの「mahou」のグラスビールで、これが何とも味わいがあります。ゴミ箱があるのに床に捨てるシステムなのが面白い。他のバルでもいくつか見ました。1日の中でいつでも、小腹が空いたりちょっと休みたいときに、さっと寄って、タパスを軽くつまんで、グラスビールをひっかけたり。。つくづく素晴らしいシステムと思います。

マドリードの街を歩いていると、そこかしこに面白そうな店があって、その都度写真にとっておくのですが、1泊の旅行ではとてもまわりきれません。特にバル文化は本当に奥が深そう。

ふと、シンガポールの屋台などB級グルメ店に特化したガイド「マカンストラ」を思い出し、スペインにもローカルなバル専門のガイドブックみたいなのがないものか、と思ったりしました。

(おわり)