テルミニ駅近ホテル滞在なら、朝食はこのバール




ホテルの朝食はどうなのか

イタリア人の朝食は日本人からすると「おやつか?」と思うぐらいあっさりしています。飲み物は、エスプレッソかカプチーノだけ、またはオレンジジュースや牛乳。食べ物は、ビスケットを数枚かじるか、ブリオッシュと呼ばれているクロワッサン1つ程度。なぜか厳格なまでに甘いもの縛りで、卵料理、ハム、チーズなどは食べません。

中級ホテルの宿泊代に含まれている朝食もあまり期待できず、バン、ビスケット、シリアル、果物があるかないか程度。「でも、パンが美味しいのでは?」と期待したくなりますが、残念ながらそうでもないです。コメの国なのにパンに対しても舌が肥えている日本人を満足させるような、外側はパリッ、中はしっとりといった焼きたてのクロワッサンが出てきたらラッキーと言えるぐらいです。

↑ローマ・テルミニ駅から1km、パンと焼き
菓子が美味しいバール「Regoli Pasticceria」

 

バールのパンも必ず美味しいわけではない

自分は、旅行先での朝食がけっこう好きなので、ちゃんとしたクロワッサンを出すバールを求めて、朝からホテルの周りを徘徊します。バールのパンなら必ず美味しいというわけではなく、ホテルで出しているものと同じような、工場直送的な、しっとり感ゼロのクロワッサンを平気で置いているバールのほうが多いです。

焼き菓子やスイーツを売っている「Pasticceria(パスティチェリア)」に併設されているバールだと、クロワッサン以外の菓子パンや焼き菓子も食べることができて、クオリティも高いです。が、滞在ホテルの近くに、都合よくこういったバールがあるわけもなく、ローマの場合、去年ようやく見つけました。

 

テルミニ駅付近のホテルに泊まったら

テルミニ駅を背に左サイド方面のホテル、または地下鉄「Vittorio Emanuele」駅近くに宿泊するなら、ホテルの朝食をパスして、ここで試してみる価値はあると思います。

普通のバールと同様、立ったまま事務的にコーヒーとパンだけつまんで、すぐ出て行く人が多いですが、奥の方に一応テーブルもあり、のんびり、とまではいかなくても座って食べることもできます。

店の奥にあるテーブルに座って撮った写真

この店で初めて知ったラツィオ州の名産「Maritozzo」もあります(↓下の写真)。ロールパンのようなパンの真ん中に切れ目を入れて生クリームをサンドしただけのもので、絶品というわけでもありませんが、やはりローカルでしか食べられないものがあるのは嬉しいです。

ラツィオ州の名産「Maritozzo」

カプチーノは、1,1ユーロ(北イタリアでは1,3ユーロ)。座って食べると席料をとられるバールもありますが、ここではかかりませんでした。ただ、これはイタリアの場合、時と場合によってまちまち。同じ店にいっても、とられたり、とられなかったりということも。

こういうちゃんとしたものを出すバールを、どの街でも1つ2つおさえておきたいと常々思います。

(おわり)