ミラノ・マルペンサ空港のエアポートホテル「Moxy」




市内までバスでも電車でも所要1時間と不便で、個人的にあまり使いたくないミラノマルペンサ空港ですが、今回は旅程の都合上、利用することになりました。

  • 成田 10時50分 → 15時50分 ブリュッセル(全日空231便)
  • ブリュッセル 19時50分 → 21時15分 ミラノ・マルペンサ(ブリュッセル航空3159便)

ブリュッセルで4時間待ちの後、ミラノに着いてから、また1時間バスに乗って市内に出るのはちょっときついので、マルペンサ空港ターミナル2正面にある「Moxy」というホテルに宿泊しました。

  • ホテル名:Moxy ミラノマルペンサエアポート
  • 場所:ミラノマルペンサ空港ターミナル2正面(直結ではない)
  • 宿泊時期:2018年4月
  • 料金:8500円(朝食なし、Hotels.comで予約)

 

ターミナル1から2への移動が必要  

ミラノマルペンサ空港には2つのターミナルがあり、

  • ターミナル2 ← 格安航空会社「easyjet」専用
  • ターミナル1 ← それ以外のすべての航空会社

という珍しい構成。ホテル「Moxy」があるのはターミナル2。

なので、easyjet利用でなければ、ターミナル間を24時間運行の無料バスで移動することになります。

マルペンサ空港ターミナル1に到着したのが21時30頃。スーツケースを引き取り、バス乗り場の表示を探して到着ロビーをうろうろしましたが、かなり閑散としています。

はじめ、ミラノ中央駅行きのバス乗り場へ行ってみましたが、そこからはターミナル間を結ぶ無料バスは出ていないようだったので、もう1度到着ロビーに戻りました。何しろ人が少なくて、空港係員も見当たらないので自分で探すしかありません。ようやくそれらしき表示↑↑を見つけ、それに従って歩いて行くと、階段を降りて空港直結のシェラトンホテルと同じ方向へ。(下の写真の一番右の「S」がシェラトンのマーク)このバスの運行情報は、空港の公式HPを探しても見つかりませんでした。公式ではない www.malpensa.it というガイドページによると「24時間運行で日中は7分毎、22時45分から5時15分までは約30分毎に運行」と書いてあります。

公式ページの情報ではありませんが、おそらく正しいと思われます。私は、21時40分頃に停留所に着き、5分ほどでバスが来ました。

バスはターミナル1を出ると、2つほど停留所(おそらく空港関係者用施設など)を経由して、ターミナル2に到着します。

 

ターミナル2の出口正面に

ターミナル1からの無料バスは、ターミナル2の到着ロビーに停車。正面は、バスターミナル&駐車場になっていて、その先にホテル「Moxy」が見えます。空港直結ではありませんが、見通しのいい駐車場を横切るだけなので、夜到着でも問題ありませんでした。

 

「新コンセプト感」がすごい。。客室は新しくて清潔

以前、ネット記事などでこのホテルのことを読んだことがあって、とにかくポップでエッジが効いているという事前情報は持っていました。

マリオットグループの新ブランドだそうで、コンセプトは「ミレニアル世代を主要ターゲットとした、節約志向の旅行者向けブティックホテル」(日経新聞より)

入口を入ると、そこはレセプションというよりダイニングバー(写真右の台にいるお兄さんがレセプショニスト)で、かなり気さくに「チャオ!」と挨拶されたり、客室の壁がこんな感じ↓↓だったり、といろいろ攻めています。

でも、エアポートホテルですし、肝心なのはベッドと水回りの清潔さですが、、

申し分ないです。

ベッド、リネン類、シャワー室、すべて清潔で気持ちいいです。「この価格帯(1泊約8500円)にしては十分」という印象ではなく、「これだったらもう1ランク上の価格帯でもおかしくないかも」と思えるほどでした。

机はなくて、壁に差し込まれたガラス台だけ↓↓

クローゼットはなくて、衣服は壁にかける式。

ソファーはなくて、椅子が一つ。

、、と確かにいろいろなものを省いてはいるのですが、ベットやシーツはもちろん、備品や客室の作りについては質を落としている感じがなく、安っぽさがありません。この点がとてもいいと思いました。

 

総合的にみて

booking.com評価で 9.1(10点満点)、expedia評価で 4.5(5点満点)、というのも納得、空港ホテルとして申し分ないです。

マルペンサ空港には、ターミナル1直結のシェラトンホテルもあります。easyjet以外の航空会社はすべてターミナル1発着なので、ほとんどの場合、より便利なのはシェラトン。

あとは、基本的に1泊して寝るだけという目的の空港ホテルに、どこまで予算を割くかということになるかと思いますが、自分の感覚では8000〜9000円は適正という気がします。

今回、この「Moxy」ホテルの使い勝手がいいことが分かったので、ここに前泊して早朝発のeasyjet利用という旅行の選択肢について思い当たりました。今まで考えたことがなかったオプションですが、easyjetなら、何かと悪く言われることが多いRyanairよりは良さそうだし、検討の価値がありそう。 ホテルのテイストについては、こんな感じの↑↑オブジェ(?)が入口付近にぶら下がったりしていて、ちょっとたじろいでしまう部分もあります。

こんな風にアバンギャルドな装飾が多く、新しいタイプのホテルなんだろうな、というのがすぐに伝わってきます。

この「新コンセプト」とか「まったく新しいスタイル」というワード、むしろ使い古されている感じがして、実際は中身がともなっていなかったりしますが、このホテル「moxy」は、エッジの効いた装飾という見かけ倒しでないところが、好印象でした。

前述したように、ベッドや水回りは清潔で高品質と言ってもいいくらいですし、入口付近のロビーを大胆にバー&レストランスペースにしているのは「部屋は狭くてもパブリックスペースを充実させる」というコンセプトからのようです。

このバーエリア、1人でも、寝る前にちょっと1杯飲みに行くといった使い方などが出来そうでいいなと思いました。

一般的なホテル内のいわゆる「バー」だと、ちょっと仰々しいかなというときがあったりするので、この作り、自分は好きです。(雰囲気や装飾は別にして。。)

ここまで「空港ホテルとして申し分なし」という書き方をしてきましたが、ホテル料金が高い都市でも、このリーズナブル感を保っていれば、利用してみようという気になると思います。

あとは、ギャラリーホテル的な装飾でもいいのですが、もう少しだけ「エッジ」を抑えてくれれば、言うことないです。

(おわり)