イタリアではどの家庭にも1台はある「モカ」と呼ばれるエスプレッソメーカー。
直火にかけてエスプレッソを淹れるものですが、これの電気式を購入しました。
(アマゾンイタリア、€38)作り方は、直火式のものと同じ。
まず、水を入れます。
いまだに水の適量が分からない。。だいたい脇の金具(矢印で表示)の高さぐらいまで入れています。
次にコーヒー。
スプーンでとんとん叩きながら詰め込むようにして最大限入れるという人、スプーンで叩いて押し込むのはNGという人がいます。
自分は、濃いのが飲みたいときは前者を採用。コンセントを入れるとランプが点火。
スイッチはなく、すぐに温まり始めます。出来上がっても、音が鳴るわけでもランプが消えるわけでもないので、自分でチェック。だいたい4〜5分。下部で沸騰したお湯がフィルターを通って上部に。
でも今回は7割5分ぐらいしか上がってきませんでした。
うまくいくと8割5分ぐらい。ムラがあるのも直火式と同じ。
下の方に濃い成分が沈殿しているのでスプーンでかき混ぜてから、カップに注ぎます。注ぎ口がシャープで、コーヒーがじゃばじゃば出るのではなく、細く出るのが美味しそうに見えます。
朝食時は牛乳をたくさん入れて、カフェラッテに。
電圧110〜230V、旅行用に
そもそも直火で作ればいいこのタイプのエスプレッソマシーン(モカ)、なぜ電気式が必要? といえば、主に旅行用やイタリア人の海外仕様を想定しているようです。
私は、Amazon.it で買いましたが、商品名にも「旅行用」と書いてありました。海外でも使えるように電圧も110〜230V対応。
コンセントの変換プラグがあれば、日本でも使えるはず。
コロナ後のホテル朝食
仕事の都合上、近場の町に宿泊する必要が出てきそうで、ホテルを調べています。
ローマやミラノなどの大きい街はわかりませんが、滞在予定の中都市のホテルはまだ半分も営業再開していません。
制限解除後の営業再開にあたって、飲食店や小売店などでマスク着用や消毒液の設置などの新ルールができたように、ホテルにもそれがあります。
例えば、ホテルのホームページを見ていたら「ブッフェは廃止」と書いてありました。
あるホテルでは、朝食ルームの使用も当面は控え、朝食ボックスを各部屋に届けるようにするそうです。
自分はホテルでとる朝食が好きで、食べ終わった後もコーヒーを飲みながら、その日の旅程を練ったりして長居してしまいます。
コロナ後は、それもできなくなってしまうかもしれませんが、この電気式エスプレッソメーカーがあれば旅先でも自分の部屋で好きなだけコーヒーが飲めるわけで、活躍してくれるかもしれません。
(おわり)