イタリアの高級チョコレートというと「Venchi」や「Domori」などですが、このあたりの商品は普通のスーパーマーケットでは扱っていなくて、直営店舗や高品質食材スーパー「EATALY」などにしか売っていません。「Venchi」のほうは最近けっこう拡大路線のようで、明らかに直営店(だいたい兼ジェラート屋)の数が増えた気がします。
そう思って調べていたら、2019年6月にVenchi Japan株式会社というのができていました。
そういう意味では、イタリア土産に高級チョコレートを選ぶなら、日本で手に入りにくいプレミアム感がある「Domori」にしたほうがいいかもしれません。
実を取るなら普通のスーパーでも買える「Lindt」
ちょっといいお土産をあげたいときなどは、包装や箱のデザインも洒落ていて高級感もあるので、先述の「Venchi」や「Domori」などはぴったりです。
が、実を取るなら「Lindt」のチョコレートだと思っています。
- スイスのチョコレートブランド
- 日本でも百貨店やモールなどに直営店多数
などの点、イタリア土産として成立していない部分はあります。それでもなお、よくお土産に買って帰るのはこれ↓です。左の黒パッケージから「カカオ60%」、「ミルク」、「ピスタチオ」。
他にもいろいろフレーバーがあって(後述)全種食べ比べたわけではありませんが、「カカオ60%」が一番おいしいんじゃないかと思っています。
商品名:LINDOR
★ スーパーでは箱や袋に入って売っていますが、直営店では量り売りも。
気に入っているところは、
- 球状なので、噛んだときに板チョコよりも生っぽい食感がある
- カカオ比率60%がちょうどいい甘さ
- 板チョコよりプレミアム感、箱に入った粒チョコより手頃感
です。
日本でも買えますが。。
このスイスのチョコレートブランド「Lindt」は日本でも百貨店やモールなどに多数の直営店を持っており、直営店以外にもカルディや紀ノ国屋なんかでも扱っているみたいです。
上記の「LINDOR」というシリーズは、直営店では量り売りをしており、個人的には一番おいしいと思っている「カカオ60%」の他にも、キャラメル味やホワイトなど色々なフレーバーがあるみたいです。
公式サイトでは「LINDOR」シリーズの全フレーバーを紹介しています(下記はその一部)
イタリアのスーパーでは、先述のパッケージ(15個入りぐらい)で6〜8ユーロぐらいですが、日本だとけっこう割高です。
都内百貨店の直営店舗で見かけた時に「あ、だいぶ割高だな」と感じた覚えがあります。確実に美味しいと分かっているのだから日本でも買えばいいのですが、この値段ならまぁ美味しくて当たり前かなというぐらいの額でした。
現地ではこのクオリティのものがスーパーで手頃に買うことができるのが有難いです。
おそらく秋冬限定で発売
写真はイタリアのスーパーのチョコレート売り場の陳列棚の一例。ここは比較的大きめのスーパーで各メーカーのチョコレートを揃えていますが、小さいスーパーでも「Lindt」の板チョコであれば、ほぼ必ずあります。ところが、この↓パッケージに入ったタイプは、夏場にスーパーで売っているのを見たことがなく、秋頃から出はじめるようです。毎年年末にこれを3、4箱買って帰っています。
★★
海外旅行先で時間がないとお土産選びがやっつけになってしまう場合があります。イタリアなら、ベタなところでは空港でも売っている「Baci」のチョコレートなど。
でも「Baci」のチョコレートで済ませてしまうのであれば、スーパーに足を運んで(スイスのメーカーではありますが)「Lindt」にしたほうがいいと思います。
やっつけ感はないし、箱入りの粒チョコレートより手頃で、ちゃんと美味しいので、お土産としてもあげやすいです
(おわり)