タイガービールを外席で飲める屋台【シンガポール非キラキラ系】

シンガポールのタイガービールを、

① 夜、屋台で、
② 開放感ある外席で、
③ 冷えた瓶で、

飲むことがシンガポール旅行の個人的ハイライトです。

海が見えるホテルのルーフトップ席とか、
お洒落なクラフトビールバーのテラス席とかではなく、


路上にテーブル席を出している屋台や、フードセンターで飲む、瓶タイガーが好きです。


沖縄のオリオン、タイのシンハーなどのご当地ビールは現地で飲むからこそ美味しいとよく言われます。

旅行の高揚感、土地の気候、ローカルの雰囲気がおいしく感じさせているのだ、という理由も添えられることが多い。

そこで今回、できるだけニュートラルにタイガービールを味わってみました。

移動の疲れからお酒の美味しさを感じにくいはずの到着日の夜、そしてシンガポールは初めてじゃないので高揚感もそんなにはない。

フラットに飲む1杯目。


どう考えてもうまい。。

雰囲気とか体調に関係なく。

Lavender、Bugisエリア

自分が宿泊するのはだいたい

・Lavender
・Bugis

というエリアで、いつもこの近辺でタイガービールを飲める屋台を探しています。

シンガポールはアルコールに関する規制が厳しく、そのせいか酒類を提供しない屋台もあります。

さらに、時々ビールはあるのに肝心のタイガーがなかったりも。

このエリアで見つけた、3条件(① 夜の屋台、② 開放感がある外席、③冷えた瓶)を満たす、タイガービールが飲める屋台は以下3つ。

❶ 153 Brew Cafe

Google Maps

ほぼ理想的なロケーション。


空がしっかり見える道路側のテーブルには座れませんでしたが、奥行きが浅いので内側のほうでもオープンエアに近い感覚。

環境、ロケーション、タイガー優先なので料理のクオリティは二の次。


いろいろな屋台がありますが、私が食べたワンタンヌードルはあまり美味しくなかった。

特筆すべきは、正面にチベット仏教寺院があり、これを眺めながら異国情緒に浸って飲めること。


冷蔵庫からおもむろにタイガービールとグラスを取り出し、会計に持っていきます(大瓶 8,3ドル)

しかし自分で勝手にビールを取り出しているのは私だけで、ローカルのお客さんは売り子さんに注文しているようです。


制服を着たビール専門の売り子さんが2人ほどいて、瓶が空いたタイミングを見計らって追加注文をとったり、ときにはグラスにビールを注いだりもしています。

売り子さんに注文すれば、ビールの保冷ケース(写真の矢印)も提供されるらしい。

盛り上がるおじさんたちのグループを見ながら。

一人飲みの人も割といるので、浮くこともなく気楽に飲めます。

❷ The Lobby By Food Paradise

Google Maps

ジャランベサールスタジアムのすぐ横。

❶より大きい。

飲食店が集まりにぎやかな Tyrwhitt Rd という通りに面しています。

居酒屋みたいに結構できあがっているおじさんグループが大体いつもいて、賑やかなフードセンター。


こちらも各種屋台がありますが、料理のクオリティは今ひとつのようで、Googleレビューの評価も低め。

遅めの時間(21時過ぎ)に行ってもいつもにぎやかで、喧騒が恋しいときによい。

ただ、もう少し小さめのフードセンターの方が落ち着く気がします。

※ Bistro8@Foch Road

Google Maps

❷からは1ブロック先。

屋台の料理はここが1番おいしそう。例によっておじさんたちがビールを飲んで盛り上がっています。

さぁ、とビール冷蔵庫を見に行ってみると、タイガービールがない!

ここでは何故かほとんどの人が Bavaria というオランダビールを飲んでいました。

キャンペーンか何かなのか。。

現地ではタイガービルより外国産が人気?


ここでオランダビールを飲む意味がないので断念。

他の場所でも、地元の人でタイガーを飲んでいる人は少なく、Heineken とかタイの Chang とか外国産が多かった。

❸ BGAIN 261 Eating House

Google Maps

最近改装されて名前も変わったフードセンター。

いすやテーブルもまだ新しい。

❶と❷は賑やかなエリアにあるのに対し、こちらは普通の通りにあるためか比較的静か。

奥のほうに座ると屋内と変わらなくなってしまいオープンエア感なし。

空までは見えませんが、なるべく道路に近いテーブルに座りそこそこの開放感。

空いていたのに道路側の席はすべて埋まっていました。

この料理はたしかホッケンミー(福建麺)。

日曜日の21時ごろでしたが、開いている屋台は少なかった。

瓶が空きそうになったとき、売り子さんが現れてもう1本勧められました。

はじめその姿はなく「あ、ここは売り子さんがいないからビールもないかな?」と思ったぐらいだったのに一体どこにいたのか。。

ふと壁のほうを見ると、こんな掲示。

「22時30分以降アルコール飲料は販売しません」

とありますが、これはこのフードセンターの独自ルールではなく、シンガポールの法律らしいです。

アルコール規制が厳しい

シンガポールはアルコールに関する規制が厳しく、

公共の場所では22時30分〜翌朝7時までアルコール飲料の販売はダメとのこと。

JETRO ビジネス短信

飲食店のアルコール販売についても、ライセンスや制限等々いろいろあるみたいです。

良さそうな屋台を見つけ食べ物を注文したのにビールがない、、という経験を何度かしましたがこのためだと思われます。

そんなわけで「夜、屋台でタイガービールを飲む」というだけでも、これだけ屋台がたくさんあるのに、それほど簡単でもありません。

「キラキラ系」情報ばかりのシンガポール観光

「タイガービールを外席で飲める屋台」というのは結構絞られた条件なので、

タイガービール ホーカー(屋台村)

とかで検索するぐらいでは情報がヒットしてきません。

シンガポール観光は、マリーナベイサンズやジュエル等に代表される「キラキラ系」情報ばかり。

<Jewel公式サイトより>

動画による情報発信が主流のさっこんですが、旅行情報に関してはブログって捨てたもんじゃないと思っています。

そんな場所でそんな経験している人いないか‥

と、あきらめ半分で検索したミクロな情報でも、どこかにブログで旅行記にあげている方がいるもので、参考にさせてもらったことが何度もあります。

動画だとそうはいきません。

なので、そんな情報に需要ある? というようなことを積極的にブログに書いていきたいです。

タイガービールを外席で飲める屋台情報も、知っている方がいれば教えてもらいたい‥

(おわり)

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