Barbaのシャツを30%オフで購入、丈詰めは日本で




アラウンド60おじさん達の身だしなみ

近所に、挨拶するわけではないけれど、顔を知っているおじさん達が何人かいます。向こうはこちらを認識していないと思いますが、自分の方がこの人たちを覚えているのは、彼らの格好が好きだからです。みな、アラフォーどころか、アラウンド60。

アラウンド50あたりまでのおじさんは、いかにもイタリアらしい、それこそ「ちょいワル」っぽい格好をする人がいて、何だか決まりすぎていて苦手です。

自分が好きなアラウンド60のおじさんたちは、いかにも時代遅れな20年ぐらい前のゆったりとしたスーツをほぼオールシーズン着用、夏でも最低限長袖のYシャツを着ています。すぐ近所のキオスクに新聞を買いに行く時でも、ごみを出しにいく時でさえ、どんなに暑くても必ず、少なくとも長袖のYシャツ。

「お洒落」というのでは全然なく、何だったら着ている服自体はダサめですが、このおじさんたちを見ていると「身だしなみ」という言葉が頭に浮かんてきます。日本で言えば「近くのコンビニだから室内着のスエット上下 orジャージーにつっかけサンダル」というようなことは絶対になく、下手したら夏家にいる時でも長袖シャツに長ズボンで過ごしているのではないか、とさえ思ってしまうほどです。

イタリアのシャツ

このおじさん達を見習って、自分も、夏でもシャツを着るようにしています。そうするとどうしても「弾数」が必要になってくるので、よくシャツを買うことに。といっても、バーゲン時に狙いをつけて、ですが。

イタリアのセールは強烈なので、店によっては50%オフでシャツも買えます。2017年夏バーゲンの戦利品は2枚。

1枚は「XACUS」というヴィチェンツァのシャツメーカー。定価150ユーロを半額の75ユーロで購入。定価の150ユーロは日本円換算で2万円弱。結局は消耗品であるシャツにこの値段を出すかどうかは、人によって大きく考えが違ってくると思われます。

半額の75ユーロで1万円弱。それでもまだ高い、という向きもあると思いますが、もともと2万円の品質のものが1万円で買えるのだ、と考えて買います。何といっても、メードイン・イタリーです。

買ったのは、ボローニャの「Biba’s」という店。ボローニャ中央駅から徒歩5分、メーン通り「Via dell’Indipendenza」にあるので行きやすい。

ナポリ「Barba」のシャツ

新宿伊勢丹などで、3万円以上で売っていますが、イタリアでも十分高いです。「Dandy life」というカジュアルシャツのラインでも180ユーロぐらいから。

セールにもなるのですが、やはりこちらでも人気があるのか、サイズが大きい物や、ちょっとクセのあるデザインのモデルしか残っていなかったりで、これまで縁がありませんでした。

前述の理由で、夏にも長袖シャツ着用を自分に課していますので、涼しい薄地の生地のシャツを常に探しているのですが、2017年、Barbaのこのシャツを見つけて30%オフだったので手を打ちました。それでも、126ユーロ(定価180ユーロ)します。

仕立てとか、縫い付けがどうとか、そういう専門的なことは自分にはわからないのですが、生地の柔らかさ滑らかさは、触れてみれば誰にでもわかるクオリティ。

自分が気にするのは、背中からウェストにかけての絞りが入っているかということと、シャツの丈。背中の部分の絞りが入っていないと、貧相な体型の自分が着ると、身幅がダブついてしまいます。これはちゃんと入っていましたが、丈については試着してみるとちょっと長すぎます。

夏に着るつもりなので、少しでも涼しく、ズボンの外に出して着たいのですが、もともとそれが想定されいないかのように長い。これがひっかかりましたが、デザインと生地感、生地の薄さが気に入ったので結局購入。

帰国時に、東京の各百貨店内に入っている洋服のお直しショップに問い合わせ、仕上がりが一番早い(中3日)池袋東武百貨店に持ち込んで、丈を短くしてもらいました。フィッテイングルームで、針で仮止めしたものを実際に着させてくれ、仕上がりの感じがつかめるので、有難かった。丈の部分のカーブも好みで調整可能。

費用は3200円。セールの割引率を相殺、まではいかないにしても、結局、約2万円のシャツを買ったと同じことに。。本当はそうではないのに、洋服に凄くこだわりを持っている人みたいなことになってしまった。

この Barba のシャツを買ったのは、ボローニャの以下の店。市内の中心、マッジョーレ広場から徒歩5分。

(おわり)