【シンガポール Lavender駅】ローカル屋台・ミシュラン店・カフェが揃うエリア

自分にとってシンガポールは、
これ↓ではなくて、

この感じ↓や、 この感じ↓。このアジアっぽさを、手軽に安全に感じられるのが楽しくて、トランジットでの半日〜1泊滞在で、つい立ち寄りたくなります。

よりディープ感を求めるならゲイラン地区なのでしょうが、そこそこのローカル感を味わえ、洒落たカフェも点在、中級ホテルもあって、空港も近い「Lavender」地区が、自分の行きつけエリアです。

 

空港から地下鉄で25分「Lavender」駅

アジアでも欧州でもだいたいの大都市は、空港から市内まで少し距離があって、エアポート特急などで約30分という場合が多いかと思いますが、シンガポール・チャンギ空港から市内までは、通常の地下鉄(MRT)で市内まで約30分。

「Lavender」駅までも、空港から地下鉄で1本、9駅、約25分。(空港からの地下鉄は必ず2駅目の「Tanah Merah」止まりなので乗り換える必要があるが、同じホーム、同じ路線)(MRTの全路線図は、www.lta.gov.sg/content/ltaweb/en/public-transport/mrt-and-lrt-trains/train-system-map.html

トランジットで数時間だけの滞在という場合は、とにかくこの点が便利で、気楽です。

【タクシーでも約20ドル】何回かタクシーでも行きましたが、空港から約20kmで乗車時間は25分ぐらい、運賃は20シンガポールドル前後(=約1700円)でした

手っ取り早く「Lavender」駅周辺で食事する場合

①駅構内のフードコート Lavender駅構内に「Kopitiam」という24時間営業のフードコートがあります。有名なフードコートでも何でもありません。現地の人が日常的に使っているようなごく普通のフードコート。でも、それがいいんです。そこそこ清潔で、チキンライスやホッケンミーなど、私のような観光客がまず食べたいと思うようなローカル料理もまずます揃っています。↑ホッケンミー(福建麺)を始めて食べたのはここでした。行列ができるような店もあるようですが、自分などにはこれでも十分美味しく感じられます。

24時間営業なので、早朝に朝食を済ませたい時なども使えます。このLavender駅の真上に「V Hotel」という中級ホテルが直結しているのですが、そこに宿泊したときは、このフードコートで朝食をとりました。一応、カヤトーストセット↓もあります。

 

②香港発・世界一安いミシュランレストラン「添好運(Tim Ho Wan)」

Lavender駅から徒歩5分程のところ(大通りを渡るのがちょっと面倒)に、世界一安いミシュランレストランこと「添好運(Tim Ho Wan)」があります。

点心の専門店で、本店は香港。2018年、東京・日比谷にもオープン。

  • 店名:添好運(Tim Ho Wan)
  • 場所:「Aperia Mall」というショッピングモールの1階
  • 住所
  • 営業時間:日〜木は9時から23時、金土は9時から翌朝3時まで。最新情報は公式HPで確認

香港では行列ができることもあるそうですが、ここは比較的空いています。

厨房も見えて、きれいな店内。メニュー↓では、店を代表する人気メニューを「四大天王」として推しています。「四大天王」の一番左は、「酥皮焗叉燒包(Baked BBQ Pork Buns)」というチャーシュー入りメロンパン。あり得ない!、と一蹴せずに一度は食べてみる価値があります。メロンパンの中に、トロッとした餡&焼豚が入っていて、甘辛が絶妙です。

今回は「四大天王」の中から「美味燜鮮竹巻(Beancurd skin with Pork & Shrimp)」↓を注文。豚肉と海老を練り込んだものを湯葉で包んでいます。タレの旨味がすごい。

そして、ド定番の「鮮虾烧卖皇」(海老シュウマイ)↓ これが嫌いな人とかいるんでしょうか。この2品と中国茶を頼んで、会計は13ドル(=約1100円)でした。

 

「無名な」ホーカーをはしごする

Lavender駅から10分ぐらい歩くと、ホーカー(屋台街)が密集しているエリアがあります。駅を出て、「Horne Rd」(↑写真)という通りを歩いて行くと左側に「Jalan Besar Stadium」という競技場が見えてきて、さらに突き当たりまで行くと「

ガイドブックに載っているような有名ホーカーというわけでも、行列ができるような名店を擁しているわけでもありません。なので、特におすすめの店もありません。

ただ、オヤジ色の強いローカル感、つまりこんな感じや↓こんな感じ↓が好きな人には、楽しいエリアです。

自分にとっては、アジア=この雰囲気。これを手軽に安全に味わえるのがシンガポールのいいところで、そのためにわざわざシンガポールでトランジットすることが多いです。

この「Lavender」地区に来たら、いろいろつまみ食いしながら、この辺のホーカーをはしごします。もちろん、タイガービールが欠かせません。

  • ホーカー(屋台街)の名前:↑↑「明輝美食@諸葛亮(Lavender Food Hub)」
  • 住所Googleマップで
  • 特におすすめの屋台はなし。ビールが異常に冷えているのが◎。以前、とても美味しいいワンタンヌードルがあったが、オーナチェンジして全く変わってしまった。
  • ホーカー(屋台街)の名前:↑↑「食朝物語(Fusion Food Dynasty)」
  • 住所Googleマップで
  • おすすめの店は特になし。ここもビールがよく冷えていて◎。テレビがぶら下がっていて、そこで連続ドラマなんかを見ている人をウォッチングするのが面白い。
  • ↑↑このホーカー(屋台街)には名前はついていない模様
  • 住所Googleマップで
  • 夜でも煌々とした照明のチベット仏教の寺院が正面にあり、アジア感満点。ビールが生ぬるいのが難点。タイ料理の店もある。
  • ホーカー(屋台街)の名前:↑↑「Broadway Food Centre」
  • 写真↑は2014年のものでオヤジ色が濃いが、その後リニューアルされて割と小綺麗に。この周辺のホーカーの中では1番大きく、欧米系の旅行者もよく見かけます。
  • 住所Googleマップで

 

ローカル感が強くても、臆することなく気軽に食事できるのがホーカーのいいところだと思います。

また、海外一人旅のとき食事をとる店の選択に困ることが多いですが、シンガポールは外食天国で、女性でも1人でフードコートで食事をしているのをよく見かけるので、外国人観光客1人でも違和感はありません。

屋台の衛生面が気になるという場合は、各店に貼ってあるはずのこの表示を探します。当局が、飲食店の衛生状況を定期的にチェックし、AからDまでランク付けしています。これを張り出すことが義務付けられているそうですが、厨房の中をのぞいても見当たらない店もあります。。

こういうチェックシステムがあるということだけで、ない国に比べればだいぶ安心ですし、自分は特に気にしていませんが、気になる人は参考になるかと思います。

 

カフェ激戦区?

観光地では勿論なく、どちらかというとローカル色の強い Lavender地区ですが、なぜか、カフェが多く、来る度に新しい店ができているような気がします。

激戦区とまで言っていいのかはわかりませんが、とにかくそのムーブメントを作ったのはこのカフェ↓↓この3軒となりぐらいの「Arton Boutique」というホテルに宿泊したことがあったのですが、その時は気づかなかったぐらい、外見はカフェらしくありません。

このカフェがある「」という通りの周辺は、金属部品等の町工場が集まっているエリアで、その工場の建物はそのままにリノベーションし、いい雰囲気のカフェにしています。漢字表記もその名残りが感じられる「再成發五金」。

  • カフェの名前:Chye Seng Huat Hardware(再成發五金)
  • 住所Googleマップで

シンガポールのコーヒーショップ業界を牽引する店であるらしく、紹介記事もたくさんあります。もともと自家焙煎コーヒー豆の販売業者だったそうで、そのこだわりが伝わってくる美味しいコーヒーを淹れてくれます。

客層は、シンガポール人、在住欧米人、ちらほら観光客。それが伝わるいい写真がないのですが、本当に居心地がいい店です。

洒落ているけれど、スノッブな感じではなく、入りづらさもありません(あるとしたら、入口が分かりにくいからだけ)。Lavender地区に宿泊するときは、夜は、地元のおじさんたちで賑わう屋台でローカルフードとタイガービール、翌朝はこのカフェでくつろぐのがルーティーンです。

最近、ビールも始めたようで、看板の表示も変わっていました。店外でも飲めるようで、気持ち良さそうです。このときは時間がなかったので、次回は是非行ってみようと思っています。

 

ここまで紹介したホーカー(屋台街)、レストラン、カフェは全て、Lavender駅から徒歩15分圏内。宿泊する時は、結局いつもこの地区を選んでしまい、他のエリアの開拓がなかなか進みません。。

(おわり)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です