オープンエアの席で史跡を見ながら軽く1杯:小確幸




大半のレストランやバールが、店の前のスペース(道路でも広場でも)にテーブルと椅子を置いています。

そういったレストランに入ると、まず「店内のテーブル?外のテーブル?」と聞かれ、冬場をのぞけば、外を好む人が多いです。

↑フィレンツェ「4 leoni」オープンエアの席

バールなど飲み屋では、冬場でも、とにかく外。
外にストーブが設置され、コートを着込み、冬でもビールを飲んでいる人も。外にテーブルがなく、立ち飲み仕様になっている店もあります。店内に入ればいくらでも座れるのに、です。

日本では、オープンエアのテラス席というと洒落た店にしかないし、馴染みがなかったので、当初は、不思議な光景だなと思って眺めていました。

 

天気のいい夕方、モニュメントを見ながらの一杯

ですが、だんだん、イタリア人がオープンエアの席で、飲んだり、食べたりするのを好む理由がわかってきました。

春、秋が気持ちいいのは勿論ですが、夏でも、日本と違って、日陰に入ればそんなに暑くなく、陽が落ちれば、かなり過ごしやすくなります。

それぐらいの時間に、開放感のあるオープンエアの席で、軽く一杯飲んでくつろぐのは、まさに「小確幸」。そこから、教会や遺跡などのモニュメントが見えたりしたら、外国人にとっては言うことなしです。

例えば、こんな感じ↓↓ Piazza Pietra (ピエトラ広場、ローマ)のバール

ローマにおいては珍しくもないため観光スポットでも何でもありませんが、他の町に持っていけば主役級のモニュメントになるような遺跡。それを見ながら、なぜか「ブリュードッグ・パンクIPA」。。

 

ボローニャ「I Portici Hotel」内のバーから眺めるメーントリート「Via dell’Indipendenza」↓↓

ホテル内のバーのため、利用者はほとんど外国人宿泊客。この通りにはたくさんバールもありますが、ここは高い位置からこの通りを見られるのがいいです。

 

モデナ・世界遺産の広場と塔(Piazza grande と Ghirlandina)を見ながら。Cafè Concertoという店↓↓

 

ミラノのドゥオーモの裏から伸びるショッピング街「Corso Vittorio Emanuele II」。この通りのバールから↓↓

ちょっとツーリティックな店でしたが、まぁドゥオモを見ながら飲めるのだから仕方がないです。

 

17時30〜19時30ぐらいの時間帯であれば、アペリティーボと呼ばれる食前酒タイム。白の発泡ワイン「プロセッコ」や、「スプリッツ」(下の写真↓)というリキュールを飲むことが多いです。↑「アペロール・スプリッツ」↑は、赤味がかったオレンジ色のリキュールで、味はハーブと柑橘系の香り。これを白発泡酒「プロセッコ」で割り、スライスしたオレンジを加えたもの。

この食前酒タイムには、軽食を出したり、ブッフェをやったりしている店もあり、夕食時間が20時以降と遅いイタリアで、一つの習慣になっています。

(おわり)