一度も外出しなかった4月、制限緩和「フェーズ2」の行程

4月は一度も外出しないまま終わりました。

最後の外出は3月下旬、スーパーへの買い出し。この頃は犠牲者が毎日600〜900人にまで達し、家にいるだけでもピリピリしていました。そういう状況下での買い出しだったので、この日のことは忘れないだろうと思います。

それ以来買い出しもやめてスーパーの宅配サービスを利用するようになり、4月は結果的に一度も外に出ませんでした。

 

スーパーの宅配サービス

3月11日に発令されたイタリアの全土移動制限。3月中は大手スーパーの宅配は1か月先も予約できないパンク状態。

幸い、宅配を始めたばかりの地元スーパーを見つけ出し、4月上旬の食料を何とか確保。

中旬頃から大手スーパーの宅配も徐々に空きが出てきたのでこれを併用し、結局4月は買い出しに行かずに済みました。

2つのスーパーの宅配サービスを1か月で都合5回利用。

全てカード決済なので1か月の食費と雑費(洗剤などの日常品)が記録としてきれいに残ります。

335ユーロ。

食料や日常品の1か月あたりの出費についてこれまで記録したことがなかったので、個人的には貴重なデータが残りました。

 

緊張がほぐれてきた4月

3月はイタリアにとって本当におぞましい月でした。

外出できない不自由や退屈さを感じる余裕はなく、毎日上がってくる感染者数の集計や自分が住んでいるエリアの感染状況を見て、家にいるだけでもピリピリするような日々。

4月に入ってその緊張がいくらかほぐれてきました。

毎日のように飲んでいたワインも、3月は飲む気がせず人生最長の禁酒期間となっていたのが、4月に入ってから飲みたいと思うように。

この生活にも慣れて緊張もほぐれてきましたが、早く以前のように自由に外出したいと思うようなことはありません。家ごもり生活そのものに対してのストレスもそんなに感じません。

というのも、自分の暮すエミリアロマーニャ州の感染状況が、3月よりはマシになったものの油断できないように思われ、心配性な自分にとっては未だに外出する方がリスキーに感じられてストレスだからです。

 

どうしても楽観できない。。

回復者が多くなっているとか、感染者の伸び率は鈍化しているとか、全体の傾向としてはいい方向に向かっているのでしょうが、単純に定点のデータとして見たとき、

  • 感染者 +259人(計 2万5346人)
  • 死亡者 +39人(計 3551人)

4月30日のエミリアロマーニャ州(人口445万)のデータ。

単純比較できないものの、東京は、この1週間ぐらい1日の感染者が100人を超えたとか、50人を切ったとか、日々注視されるようになってきた中でも死亡者数の合計は126人(5月1日まで)。

イタリアでは、1日だけでその約3分の1の死亡者数(39人)を1つの州(人口は東京の半分以下)だけで出しているわけで、これが自分が油断できない状況だと思う理由です。

 

制限緩和「フェーズ2」の行程

3月11日からの全土移動制限を5月4日から段階的に緩和していく「フェーズ2」の行程が、4月26日、コンテ首相から発表されました。

5月4日から 製造業、建設業を再開。両親などに会いに行くことが許可されるようになるがマスク着用&距離を保って。閉鎖されていた公園が開き、散歩やジョギングも可能に。

5月18日から 小売店の営業再開。美術館も再開するが、映画館や劇場はまだ。スポーツ選手たちの練習も再開。

6月1日から レストラン、バール再開。店の広さに応じて席数を制限。店員はマスクと手袋を着用。美容院も再開、ただし予約のみ。

自分としては少なくとも5月いっぱいは外出制限をこのまま自主的に続けていくつもり。これからは、外食に行けない分、各地ワイン取り寄せを試してみようと画策中。

(おわり)