カプセルでもなくビジネスホテルでもない「キャビンホテル」:First cabin Kyoto




例えば、シンガポールや香港などのホテルが高い都市で、旅行資金を「食」のみに集中投下したい1人旅のときなど、宿泊費を根こそぎ削りたいときがあります。

とはいっても自分の場合、

  • カプセルホテルの密閉感がちょっと苦手。
  • 部屋はいくら狭くてもいいけど、老朽化して水回りが不衛生なゲストハウスやビジネスホテルは嫌だ。
  • さすがにドミトリーは避けたい。

と、割り切りきれず、そうなるとなかなか宿がみつかりません。。

そんなとき、日本の「First cabin」のようなホテルがあれば、、、とよく思います。

 

ファーストキャビン京都烏丸

  • ホテル名:ファーストキャビン京都烏丸
  • 場所:京都市営地下鉄 烏丸線「四条駅」徒歩1分
  • 宿泊時期:2017年12月末
  • 宿泊費:5300円(楽天トラベルで予約)
  • 部屋タイプ:ファーストクラスキャビン(シャワールームは共同。他にも「ビジネスクラスキャビン」等がある)
  • 公式サイトhttps://first-cabin.jp/

このホテルの謳い文句「カプセルホテルでもない、ビジネスホテルでもない、新しいスタイル」というのはこういうこと↑↑です。

この写真の部屋タイプは「ファーストクラスキャビン」。ベッドの横にスペースあって、写真では見えませんが小さいテーブルが置いてあります。このスペースがなくて、キャビンの幅=ベッドの幅になっているのが「ビジネスクラスキャビン」。

 

機能的なキャビンルーム

↑ベッドの足元の真上にテレビが設置されていて、寝ながら見やすいようになっています。

↑テレビを見るときは、ヘッドホンを使用。1枚目の写真のように隣のキャビンと隣接しているので、音を気にする人はこの点を考慮する必要があります。自分は、隣の物音は特に気になりませんでした。

↑タオルはもちろん、ルームウェア(寝間着)、スリッパもありました。後述しますが、シャワールームは共同。

↑もちろんクローゼットはありませんが、壁にハンガーを掛けられます。

法的に「簡易宿泊施設」という分類で、そのため部屋に鍵をかけることができないらしく、カーテンを閉じるだけの作り。

ベッド下にロック付きのセイフティーボックス↓があり、小さいスーツケースも収まります。

フロア自体も、男性専用と女性専用に分かれていて、鍵をかけられないというセキュリティの不安を補っているようです。

 

清潔な共同シャワールーム

ファーストキャビンは2018年1月現在、東京8、大阪3、京都2、愛知・福岡・長崎に1、合計16施設ありますが、大浴場を完備している施設もいくつかあります。

安いビジネスホテルの狭いユニットバスより、大浴場でゆったり湯船に浸かりたいと考える人は多いと思います。

「ファーストキャビン京都烏丸」は、大浴場はありませんでしたが、シャワールームだけでなく、浴槽付きのバスルーム↓が2室ありました。

シャワールーム↓、洗面所↓も、とても清潔。

以前、シンガポールで「ブティック・カプセル」なるコンセプトを掲げた「The Pod」というところに宿泊したことがあります。

ベッドやシーツは清潔、施設はコンセプトに違わずお洒落感すらあるのですが、それに比べて共同シャワールームの清掃が行き届いておらず、そのせいであまり良い印象が残っていません。

日本人が「風呂」と「清潔度」に求めるレベルの高さは相当なものがあると思います。

 

時期によっては1泊9000円超も

「ファーストキャビン京都烏丸」に宿泊したのは、2017年12月の最終週。客室タイプは「ファーストクラスキャビン」で1泊5400円。もう少し狭い「ビジネスクラスキャビン」だと4000円台。

立地は、市営地下鉄烏丸線「四条駅」から徒歩1分と申し分なし。施設、客室ともに清潔、機能的で、2回目のリピート利用でした。

とはいっても、ホテルではなく、あくまで「簡易宿泊施設」なわけで、個人的な感覚としては1泊4000円〜6000円が妥当な価格帯だと思います。

公式サイト内、2018年4月の空室カレンダーを見てみると、、花見シーズン真っ只中の4月第1週は、1泊10000円の日も。

逆に、オフシーズンの1月や2月は、1泊3800円という日もたくさんあります。

 

総合的に見て

ファーストキャビンは2018年1月現在、京都に2施設、大阪に3施設、東京には8施設(他の都市は1施設のみ)。立地が、滞在目的に合致し、宿泊費が6000円以内ぐらいの時期であれば、下手なビジネスホテルに泊まるよりコストパフォーマンスは高いと思います。

自分の場合、年に数回京都の友人と、観光ほぼゼロでひたすら食べて飲む企画があり、夕方に京都着で日付が変わるまで飲み食いし、翌朝東京に戻ります。

ホテル滞在時間は6〜7時間で、文字通り寝るだけ。こういう場合、カプセルホテルも選択肢なのでしょうが、あの密閉感がちょっと苦手で、かといってビジネスホテルをとるまでもない。。なので「ファーストキャビン」のコンセプトがちょうど良く嵌まります。

2017年3月、ビジネスホテルチェーン「東横INN」が、ドイツ・フランクフルトに進出しました。この「ファーストキャビン」も、宿泊費が高いアジアの大都市、香港やシンガポールなどでは需要があると思うので、ぜひ海外進出してほしいです。

(おわり)